一人暮らしの家族が亡くなったら? 遺品整理や費用相場まで解説

遺品整理は一人暮らしの高齢者だけでなく、ご家族も考えたほうがよい問題のひとつです。遺品整理とは一般的に、亡くなられた人の遺品を整理することで、遺品処理や遺品処分とも呼ばれています。

生きているうちにそんなことを考えるのは「縁起が悪い」と感じる人もいるかもしれません。しかし『内閣府による平成24年一人暮らし高齢者に関する意識調査』では、一人暮らしの高齢者の45.5%が『孤独死について身近な問題と感じている』ことが分かりました。現実問題として向き合わなければならない問題のひとつなのは確かです。

一人暮らしの高齢者だけではなく、ご家族も、遺品整理や生前整理について知っておきましょう。

  1. 一人暮らしで亡くなったあと起きる遺品整理の困りごと
  2. 一人暮らしの遺品整理でまずすべきこと
  3. 遺族による遺品整理の進め方
  4. 一人暮らしだった故人が亡くなったあとの遺品整理・費用・業者選び
  5. 遺族・業者に依頼したときの遺品整理の流れ
  6. 遺品整理でよくある5つの質問

一人暮らしをしていた家族が亡くなったあと、遺品性をスムーズにするためにも、基本知識を知っておくことは大切です。本人も生前整理やエンディングノートなどもあります。この記事で、遺品整理を知ってください。

1.一人暮らしで亡くなったあと起きる遺品整理の困りごと

一人暮らしの高齢者にとって心配なのは、死後、片付けで家族に迷惑をかけたくないことではないでしょうか? 賃貸アパートや借家に住んでいる場合、大家さんや管理会社への迷惑を考える人も多いはずです。一人暮らしで亡くなったあと、遺品整理で考えられるよくある困りごとを紹介します。

1-1. 賃貸物件で一人暮らしの老人の遺品整理

賃貸アパートやマンションの場合、遺族は遺品整理を含めて特殊清掃などを行うことが多いです。早く遺品整理を行って部屋を明け渡さなければ家賃の支払いが必要となります。

賃貸借契約書の内容しだいですが、住んでいた人が亡くなったとしてもその時点で家賃を支払わなくてもよいことはほとんどありません。退去日が迫っているなら短時間で片付けを行う必要があります。

遺品整理の経験がない家族が行うとなれば形見分けのこともあり時間がかかるでしょう。遺品整理を行う必要がある家族や親戚が遠くに住んでいる、仕事で時間の余裕がない場合、近くの誰かひとりに、後片付けの負担がのしかかる場合も珍しくありません。

1-2.大家や管理会社に迷惑がかかる

老人の孤独死の場合、身寄りがいない、保証人とも連絡を取れないケースもあります。契約当初は保証人がいたけれど、同様に高齢で先に亡くなっていたというケースもあるでしょう。この場合、部屋の片付けを行える人がいません。結果、大家さんや管理会社が遺品処理やゴミ原状回復まですべて行うことが多いようです。役所などが遺品整理をしてくれることもありません。

遺品整理以外の問題として、孤独死したあとの遺体処理についても考える必要があります。不動産物件だと、事故物件と分類されることになるでしょう。不動産会社や大家は、住んでいた部屋の不動産価値が落ちたとして賠償請求などを行うケースもあるようです。

ただ、孤独死の場合だと故意の過失とは認められず、民法上では損害賠償請求は成立しないといわれています。それでも家族に迷惑をかける可能性は十分あるでしょう。

1-3.実家で亡くなったあとの遺品整理

子供がみんな独立し、実家で暮らしている高齢者も少なくありません。近所に子供が住んでおり、しょっちゅう行き来して状態を確認できればよいですが、遠方ならむずかしいです。帰省もむずかしいとなれば、実家であっても孤独死になるケースもあります。

賃貸と異なり戸建てで持ち家の実家なら、大家や管理会社に迷惑をかけることはありません。家を売却するつもりがなく現状維持をするなら、片付けも遺族たちのタイミングで行うことが可能です。ただ、亡くなった直後は葬儀や手続きなどで遺品整理をすぐに行うのはむずかしいでしょう。また、賃貸物件と異なり大きな戸建てとなれば遺品がたくさんあります。清掃も大変な作業となるのも当然です。

1-4.相続の問題点

遺族に、預金通帳や土地の権利書、有価証券などを生前に伝えていないと相続問題が起きやすいです。借金があることを隠しているのも大きな問題となります。

また、金銭的な価値の高い遺品は遺産です。株券や証券や宝石、骨董品などの相続については、相続の権利がある遺族、子供や孫、兄弟同士のトラブルに発展しかねません。実家に限らず、賃貸物件でも同様に起こりうる問題です。

時間が経過すると、手続きが複雑になることも考えなければなりません。一人暮らしではなく、一緒に住んでいれば、日頃からコミュニケーションを行えます。遺品整理や相続について家族と相談できる時間は十分にあるでしょう。しかし、独居老人としての期間が長く、家族とも顔を合わせることがほとんどない場合は、相続について整理をしておくことをおすすめします。

2.一人暮らしの遺品整理でまずすべきこと

一人暮らしの遺品整理では元気な内にできることがたくさんあります。たとえば、生前整理などがあげられるでしょう。遺族も、遺品整理を行わなければならない立場となったとき行うことはたくさんあります。何をすればよいかきちんと理解しておけば慌てずに対応できるでしょう。

2-1.生前整理

一人暮らしで遺品整理を考えるなら、生前整理はやっておくべきです。遺品整理は自分が亡くなったあとに行う身の回りの整理となります。一方、生前整理は自分が元気なときに行う身の回りの整理です。自分らしい最後を迎えるための準備、終活の一環であり、遺族だけではなくお世話になった人に迷惑をかけないための方法のひとつといえます。

生前整理をしたからといって、長生きをしてはいけないルールもありません。人生の節目に行えば、残った時間を有意義に過ごせるだけでなく遺産相続などのトラブルを避けることもできます。

2-1-1.生前整理のメリット

生前整理のメリットは、家族が行わなければならない遺品整理の負担を軽くできることです。遺品整理では、自分の意思で形見分けをすることができません。遺族に形見分けをしたい物があっても、遺書などがなければ、自分の意思を反映させることはむずかしいです。

骨董品や美術品など、価値が分からないと遺族に捨てられる危険性もあります。子供や孫に遺したい物が捨てられるのは無念でしょう。家族に見せたくないプライバシー問題も、自分で処分できます。

家族と直接相談できますし、経済的な部分で非常に重要となる貯金通帳やハンコ、権利書などの場所も遺族は詳しく把握できるのです。遺産相続についても、トラブルを防げるでしょう。生前整理は、本人だけでなく遺族にもメリットがあるのです。

2-2.賃貸の場合は

賃貸で遺品整理を行うとき、遺族が行えること、本人ができることの両方を解説します。

2-2-1.賃貸物件で家族が亡くなった場合の遺品整理までの流れ

  1. 遺体の発見
  2. 警察による遺体の回収
  3. 遺族と物件に関する相談
  4. 遺品整理をして部屋を明け渡す

孤独死の場合、遺体が発見されたあとは警察へ通報。管理会社などが立ち会い、警察による現場検証や検視が行われ、事件性の有無を調べます。遺体の損傷がひどいとDNA鑑定となり、2週間程度かかる場合もあるようです。

警察は故人の住民票や賃貸契約書などから情報を調べ、血縁が濃い順番に、親族へ連絡。引き取りについて承諾か拒否かの質問があります。警察ではなく、大家や管理会社から連絡が来る場合も多いです。

警察で故人の死亡状況や手続きの説明、死体検案書と遺体、事件性がないと判断されれば、現金や通帳や遺品などが返却されます。

2-2-2.清掃と手続きと遺品整理をして明け渡し

警察のあと、葬式や原状回復費用や家賃のことを相談し、部屋の清掃や、遺品整理、明け渡しという流れです。清掃は臭いの問題もあり、とにかく早く済ませなければなりません。遺体が腐敗していた場合、害虫、腐敗臭、死臭、感染症のリスクがあります。精神的なダメージも大きいはずです。基本的には特殊清掃などの専門業者に依頼することになるでしょう。

大家や管理会社と相談したあと、公共料金や世帯主の変更などの手続きを行い、最後に遺品整理となります。遺品整理自体は遺族だけでもできる作業です。ただ、明け渡しまで時間がない、スムーズに行いたいなら、専門業者に依頼することをおすすめします。

2-3.特殊清掃について

孤独死の場合、遺体の状態にもよりますが、遺族で清掃をすることはむずかしいです。特に亡くなってから時間が経過していれば一般的に遺体の状況はひどく、特殊清掃業者に依頼することとなります。特殊清掃業者は原状回復のプロで、脱臭はもちろん、除菌や消臭も徹底的に行なってくれる存在です。

腐乱した遺体は独特の死臭や腐敗臭を発します。この臭いは市販の脱臭機などで取り除くことはできません。オゾン脱臭など専門的な機器が必要です。また、血液や体液による感染症などのリスクも考える必要があります。特殊清掃業者は、電話などで依頼し見積もりから作業という流れが一般的です。

3.遺族による遺品整理の進め方

一人暮らしをしていた家族が亡くなり、遺品整理となったとき、どのように進めればよいか分からない人もいるはずです。遺品整理を行うとき、方法やポイントを理解しておくことでスムーズになります。

3-1.遺品整理の方法

遺品整理では、賃貸、実家でも故人の物ならとにかくすべて出してみることです。故人の部屋はもちろん、納屋や倉庫などもチェックしてみてください。ありとあらゆる場所をチェックすることで、思わぬ遺品を発見できる場合もあります。

ある程度、出したなら処分する物、形見分けをする物、リサイクルなどで販売できる物と仕分けしてください。テレビなどの電化製品、時計やカメラ、アクセサリーや工具類、バイクなどは、捨てられるよりも引き継いで使って欲しいと考えるのではないでしょうか?

特に欲しい遺品がなければ、遺品整理業者などに買い取りを頼むのもおすすめ。骨董品や美術品やレトロなオモチャなど、コレクター色が強い品物も捨てるより専門業者に査定を依頼してみてください。

3-2.ひとりで遺品整理を行うときのポイント

ひとりだけで遺品整理を行う場合、無理は禁物です。アパートやマンションなど賃貸物件の一人暮らしであれば、物量はそこまで多くないかもしれません。一戸建てだと話が違ってきます。持ち家で、明け渡しの必要もないなら時間をかけてゆっくりと行ってもよいでしょう。焦って行っても、怪我の元です。

遺品整理は、49日法要まで行うというしきたりを聞いたことがある人もいるかもしれません。そのようなルールに縛られることなく、遺品整理は遺族のタイミングで行うという考え方もあります。

ただ、遠方に住んでおりなかなか帰れない遺族もいるでしょう。形見分けなどを考えるなら、49日法要のときは、遺品整理によいタイミングのひとつともいえます。

3-3.プロに頼むべきケース

大型の不用品が大量にあるなら遺品整理の回収業者などに依頼をしてもよいでしょう。ベッドやタンスや本棚などの大型家具や、家電リサイクル法の対象になっているエアコンや冷蔵庫などを処分するのは一苦労です。

2階建てのアパートでも、階段を降ろさなければならないため、男手があっても重労働となります。女性だけならなおさら大変ですし、ケガのリスクも高いでしょう。

遺品整理業者には、再販できる品物なら買い取りをしてくれる業者もあります。再販できない物でも、スタッフにより部屋や家から運び出して持ち帰って処分してくれるため安心です。大きな家具や家電などの不用品が大量にあるならプロに相談してみてください。

3-3-1.時間がない場合プロならすぐ終わる

仕事があって遺品整理に時間をあまりかけられない、賃貸で明け渡しの時間まで期限を切られている場合、プロに遺品整理を頼んでもよいでしょう。遺族同士だと、故人の思い出話に夢中となってなかなか作業が進まないことも少なくありません。遺品整理のために、仕事を何日も休めない人も多いはずです。

生前、なかなか会えなかったご家族なら、寂しさやあまり会わなかったことによる後悔などで落ち込み、遺品整理が進まないケースもあります。

プロの業者は遺族に寄り添うのと同時に、テキパキと作業を進めてくれるでしょう。時間が限られているなら、遺品整理の専門業者に相談してみてください。

4.一人暮らしだった故人が亡くなったあとの遺品整理・費用・業者選び

一人暮らしだった故人の遺品整理を遺族だけで行うのが難しい人は、専門業者への依頼を考えるはずです。ただ、遺品整理の専門業者に依頼する場合、どの程度の費用になるか分からない人も多いでしょう。本当に信頼できる業者を選びたいならポイントを押さえる必要があります。遺品整理専門業者の費用相場や選び方のポイントをご紹介しますので、チェックしてみてください。

4-1.遺品整理業者の選び方

遺品整理業者も多種多様です。サービスの内容や金額も大きく異なります。本当によい遺品業者を選びたいならポイントを理解しておきましょう。

4-1-1.相見積もりを行う

相見積もりは、悪いことではありません。管理会社や葬儀会社から提携している遺品整理業者を紹介してもらえることもあるでしょう。絶対的に悪い業者ではなくても、値段やサービスという面で納得できない場合もあるかもしれません。

しかし、紹介されたということでずるずる契約をする人もたくさんいます。後になって、安くてサービスも充実している遺品整理業者を見つければ「こちらのほうがよかった」と後悔することも十分にありえるのです。

基本的に、遺品整理業者を選ぶとき2~3社は相見積もりをしておきましょう。そうすることで、値段やサービス面だけでなく担当者との相性も比較し、後悔のない遺品整理を行えるからです。

4-1-2.見積もりの内容を細かい所まで説明してくれる

見積もり自体はしてくれても、作業内容や料金内訳が不明瞭(ふめいりょう)で、質問をしても要領を得ない答えしか返ってこない業者は注意してください。特に、見積書を見たとき、複数の作業をまとめて『遺品整理作業一式』などと記載し、具体的な内容でなければ注意が必要です。他にも、余分な作業が記載されていないかどうかも注意してください。

作業中に追加料金が発生することはあるか、あるのならどれぐらいの値段になるのか質問しても、きちんと答えてくれない場合も注意しましょう。分からない点があるなら、遠慮せず質問してください。誠実な業者なら丁寧に説明してくれるはずです。

4-1-3.家族に寄り添える担当者がいる

電話などで問い合せをしたとき、社会人としての常識がまったくない業者は選ばないほうがよいでしょう。遺品整理で気になる点を質問しても雑で適当な感じの答え、まったく的外れな答えなどが返ってきたら注意してください。

本当によい業者の場合、遺品整理とはどういうことか理解し、社員にも徹底的な教育が行っています。単純に、不用品の回収をするだけなのと遺品整理は、遺族の気持ちの面で大きく異なるものです。

価値がない不用品だとしても眼の前で遺品を放り投げられるようないい加減な扱われ方をされて気分がよい人はいないでしょう。担当者は信頼できる人かどうかしっかり見極めてください。

4-2.遺品整理業者の費用相場

遺品整理業者を選ぶときは費用相場も理解しておきましょう。費用相場を理解していなければ、高い、安いの判断がつかないからです。不当に高額の請求をするのを防げますし、逆に不自然なほどの値段設定をしているところが分かります。

具体例としては、1R・1Kで作業人数1人~2人で約3万円~8万円です。1LDKだと、作業人数2名~4名で約7万円~20万円。2LDKだと作業人数3名~6名で約12万円~30万円です。4LDK以上になると、作業員が4名~10名必要となり約22万円~60万円程度かかります。

費用相場を考える上でのポイントは、一般的に家や部屋の広さによって大きく変わることです。広ければ広いほど、人数が必要となるだけでなく作業時間も長くなります。結果、費用もかかるというわけです。

一人暮らしだと、一番広くて2LDK程度でしょう。ただし、実家の場合もっと広くなるケースはあります。大型家具や家電など種類についてもそれぞれ料金が異なるため、総合的な費用が変わってくることも押さえておきましょう。

4-2-1.費用相場に幅がある理由

一般的な費用相場の一例として2LDKの場合、約12万円~30万円とご紹介しました。他の部屋も値段の幅が広いことに不自然さを感じた人もいるかもしれません。なぜ、同じ大きさの部屋なのに、費用の幅が広くなるかその理由は、不用品の量や種類が大きく影響を与えるからです。

不用品の量が多ければ、必然的に処分費用も安くなる傾向にあります。ゴミ屋敷状態になっているなら、費用も高くなるものです。逆に、普段から不用品をこまめに処分していた、生前整理を行った家や部屋は物も少ないでしょう。結果、遺品整理の費用も安くなるのです。遺品整理の費用相場が広くなるのは理由があるため注意してください。

4-2-2.遺品整理業者の中にはパックサービスを行っているところも

遺品整理業者の中には格安パックサービスを行っているところもあるためチェックしてみてください。

軽トラック詰め放題で○万円、2トントラックの詰め放題で○万円という感じです。遺品整理といっても不用品が多い場合では、格安パックサービスを設けている業者への依頼を検討してもよいでしょう。

5.遺品整理の流れ

遺品整理の流れを理解しておきましょう。遺族だけで行うのと、業者に依頼するのとでも流れは違いますから、その点もチェックしてください。

5-1.遺族だけで遺品整理をするときの具体的な流れ

『一人暮らしの家族が亡くなった場合の遺品整理の進め方』でも触れましたが、遺族だけで遺品整理をするときの流れについて、細かい部分まで具体的に解説しますので参考にしてみてください。

  1. スケジュールを決める
  2. 遺品の分類
  3. 処理方法を決める

最初に考えたいのはスケジュールです。賃貸なら明け渡し日前を目標にしてください。持ち家で明け渡し日などの期日がない場合でもスケジュールは決めておくことをおすすめします。

戸建てで庭がある場合、手入れせず放置すると、雑草だらけで、遺品整理をしようにも家へ入るのも一苦労という可能性もあるからです。賃貸の場合は、故人が亡くなった月、遅くても翌月を目安にしましょう。

5-1-1.物を細かく分類する

物を細かく分類します。ダンボール箱、ゴミ袋、ガムテープやハサミ、カッターやマジックを用意してください。衣類、食器、寝具というように物を分類します。分類するとき、たとえば衣類なら、新品、古着、シャツ、スカート、小物類というように細かく分けると後の作業がスムーズに。虫食いがある、汚れがひどいものは処分用のダンボール箱を用意して入れるとよいでしょう。

分類時、貴重品についてはまとめて保管。書類、封筒などは中身をチェックしてください。貴金属や、貯金通帳の残高もデジタルカメラやスマホなどで画像を記録しておけばトラブルを予防できます。

5-1-2.処分方法を決める

分類したあと処分方法を決定しましょう。形見分け、処分する物に分けてください。手元に残さず処分する物は、遺品整理業者の買い取りや回収サービスを利用するとよいでしょう。

捨てる物は捨てる物としてダンボール箱を用意して入れてください。資産価値があるような品物は遺族同士、話し合って形見分けをしましょう。

5-2.遺品整理業者に依頼したときの流れ

  1. 相談
  2. 見積もり
  3. 遺品整理(不用品回収)
  4. お支払い

遺品整理を行う業者を調べ、メールや電話で問い合わせをします。次に家や部屋へ業者が来て、見積もり、遺品整理の日を打ち合わせという流れです。遺品整理の指定日と時間に業者が来て、立会の中、スタッフが回収して持ち運んでくれます。作業が終わったら、最終チェックを行い、大丈夫ならば料金を支払いましょう。

5-3.遺品整理を行うときの注意点

その他、遺品整理を行う上で注意したいポイントをご紹介します。遺品整理ではどんな不用品でも業者が回収してくれるわけでもありません。たとえば、ガスボンベや灯油などの危険物などです。

他にも、仏壇や神棚なども処分方法が宗派によって異なる場合があります。無神論者だとしても、儀式を行わず粗大ごみに出すなどいい加減に処分しないほうがよいでしょう。

処分したいなら、仏壇の場合だとお寺で魂抜きをしてもらいます。仏具店の中には、仏壇を引き取ってくれるお店もあるため、各店に問い合せをしてみてください。

神棚も神社などでお焚き上げという祈祷を行ってもらいます。業者の中でも引き取りサービスを行っているお店もあるため、相談しましょう。

6.遺品整理でよくある5つの質問

遺品整理を行う上で、多くの人が疑問に思う質問についてご紹介します。知っておけば、遺品整理で困ることも少なくなるでしょう。

Q.夜間しか時間が空いていないけれど請け負ってくれる業者はいる?
A.遺品整理の業者によって異なります。夜間でも対応してくれる業者はありますから、問い合わせをしたとき、ご相談してみてください。

基本的に遺品整理では立会人が必要な業者も多いです。その場合、代理人でも大丈夫な場合もあるため相談してみましょう。

Q.格安サービスで遺品整理を行う業者はどうして安く請け負ってくれるの?
A.遺品整理による不用品をリサイクル、リユースする、国内外へ再販売していることで、格安サービスを実現している業者も多いです。ただ、費用相場より過剰に格安なら、悪徳業者の可能性もあります。問い合せをしたとき、どうして相場より安いのか理由を聞いて確かめてもよいでしょう。

Q.見積もりの内容に納得できない場合キャンセルしても大丈夫?
A.誠実な遺品整理業者なら、作業後だとともかく見積もり時ならキャンセルしても対応してくれるはずです。無料見積もりといいながら、値段に納得できずキャンセルをいうと「出張料が発生する」と突然、料金を請求する悪徳業者も存在します。事前に出張費が必要と伝えられていたならともかく不当な請求です。消費者センターにも相談してください。

Q.遺品整理士って聞いたことがあるけれどどんな人?
A.遺品整理士は、一般財団法人・遺品整理士認定協会による認定資格です。廃棄物の処理方法、遺品の取扱いに関する法律などの講義を受け、合格した人だけが取得できる遺品整理のプロフェッショナルといえます。遺品整理を行うために必須な資格ではありませんが、在籍している業者は一定の信頼度があると考えてもよいでしょう。

Q.一人暮らしの高齢者だが遺品整理で自分の意思を子供達に伝えたいんだけど・・・。
A.生前整理という方法もありますが、エンディングノートの活用もよいでしょう。エンディングノートは、終活において人生の終わりまで何をすればよいか、そして、どのような最後を迎えればよいか書き記すノートです。

遺言書のように法的な効力はありません。土地や持ち家や貯金や株券などの財産の相続については、もめないように遺言書できっちりと書くことをおすすめします。エンディングノートには形見分けとして誰に何を引き継いでもらいたいのか書き残してもよいでしょう。遺言書とは別に、自分のメッセージを遺族に残すこともできます。

まとめ

一人暮らしの家族の遺品整理は形見分けや故人に思いをはせるためにも必要です。本来は遺族全員で行うのがよいでしょう。しかし、不用品が大量にあるならかなり大変な作業です。賃貸物件なら、家賃のことも考えなければならず、できるだけ早く終わらせなければなりません。遺族が集まる機会もなかなか取れないでしょう。

そんなとき、専門業者に遺品整理を依頼するのもひとつの選択肢です。スムーズに遺品整理を終わらせられるだけでなく大型家電や家具も回収してもらえるため負担を軽くできるでしょう。

不用品・粗大ごみをどこよりも格安回収 無料見積り・相談は今すぐこちらから