遺品整理で失敗しない!上手に進める方法や専門業者の選び方のコツ

遺品整理は、手間も時間もかかるため大変です。さらに、遺族が多い場合などは、スムーズに進まないことも多いでしょう。形見分けでもめる・片付けなくてはならないものが多すぎて手が付けられない・相続の手続きがわからない……など、さまざまな問題を抱え困っている人も少なくありません。

そこで、遺品整理でよくある失敗例や、予防・解決策、業者選びなどお役立ち情報をご紹介します。

  1. 遺品整理でやりがちな失敗は?
  2. 遺品整理の失敗を防ぐためにできること
  3. 遺品整理の失敗を避けるための業者選び
  4. 遺品整理の失敗に関するよくある質問

この記事を読めば、遺品整理に関するお悩みや疑問などを解決できるでしょう。ぜひお役立てください。

1.遺品整理でやりがちな失敗は?

遺品整理を始める前に、やってしまいがちな「よくある失敗」をご紹介しましょう。

1-1.貴重なものを処分してしまった

故人が大切にしていたものや貴重なものを、気が付かずにうっかり処分してしまった……というのは、よくある失敗談です。遺品整理を始めたばかりのころは、丁寧に仕分けをして作業を進めていても、だんだん面倒になり確認する作業も雑になってしまいます。バッグ・ポーチ・引き出しなど、中身を確認せず丸ごと捨ててしまうこともあるでしょう。
その中に「保険証書や土地の権利書など、重要な書類が入っていた」という失敗談をよく聞きます。面倒でも「中身」をきちんと確認してから捨てるようにしてください。

1-2.賃貸物件の退却日に間に合わない

故人が賃貸アパートやマンションなどで1人暮らしをしていた場合は、大家や管理会社に連絡をして、先方から告げられた日までに退去しなければなりません。
遺品整理を済ませ、不要な家具や日用品は処分し、掃除をして原状回復する必要があります。電気・ガス・水道などの停止手続きも忘れずに行ってください。
やらなければならないことはたくさんあり、遺族が忙しい・遠距離に住んでいるなどの場合、すぐに対応するのは難しいものです。退去日までに間に合わないことも多いでしょう。そのため、契約者が亡くなった後も、大家や管理会社に了承を受け、片付くまで数か月はお金を払って借りている遺族も多いようです。

1-3.形見分けで親族ともめてしまった

形見分けで親族ともめたということも、よく聞く失敗談でしょう。「形見分け」とは、故人が愛用していた日用品や趣味のものなどを親族や親友などに分け与えることです。現金や金券などの価値が高いものは「財産分与」になります。形見分けは、故人をいつまでも思い出してもらうために行うもので、四十九日法要などのタイミングで行うのが一般的です。形見分けでよくあるトラブルとしては、以下のことが挙げられます。

1-3-1.誰が何をもらうかでもめた

着物やブランドものなど価値のあるものは、誰が何をもらうかでもめやすいものです。また、故人が集めていたアンティーク品など趣味の品物も、好きな人にとっては譲り受けたいと思うでしょう。そのため、親族間でけんかになることも多いのです。

1-3-2.勝手に行って親族ともめた

形見分けを行うことを親族に伝えず、適当に形見の品を送ったところ「なぜ勝手に行ったのだ」と文句をいわれたというケースは少なくありません。

1-3-3.急いで遺品をあげてしまい後悔した

形見分けを急ぐあまり、焦って遺品を親族に配った結果、後日「あの品物は思い出があったのにあげなければよかった」と後悔したという人もいます。

法的に手続きの期限が決まっている財産分与とは異なり、「形見分けは○○日までに行う」というルールはないので落ち着いて行いましょう。

1-4.相続問題に関するトラブル

高齢の親が亡くなった場合、一番多いのが相続に関するトラブルです。どのようなトラブルがあるのか、多い例を挙げてみましょう。

  • 兄弟姉妹間の遺産分割の割合について
  • 使途不明な消えた遺産がある
  • 親の介護をしたことを主張するなど、寄与分に関するトラブル
  • 遺言の内容が偏っていることに対する不満
  • 分けられない相続遺産に関するもの

上記のほかにも、数えきれないほどのトラブル例があります。相続に関するトラブルは年々増加しているそうです。法的なことが関わってくるので、素人だけで解決するのは難しく弁護士などの法律のプロに依頼するケースが多くなります。

1-5.遺品整理を業者に依頼したら悪徳業者だった

遺品整理業者の中には、残念ながら悪徳業者も存在します。被害にあった人も少なくありません。最近では、離れて暮らす高齢の親が亡くなった際、遺品整理の時間がない・遠方でなかなか行けないなどの理由で業者に依頼する人も急増しています。需要が多くなった分、悪徳業者も増えているのです。悪徳業者とのトラブル例で多いものとして以下が挙げられます。

1-5-1.業者が遺品を雑に扱った

故人の遺品を乱暴に扱われた、断りもなく廃棄されたなどのトラブルは少なくありません。また、故人宅にあった仏壇の処分を依頼し、「お焚(た)き上げ料」を別途支払ったのに、何もせずに廃棄されたなどの例もあります。故人や遺族への配慮がなく、遺品をただの粗大ゴミ扱いする業者もいるのです。

1-5-2.見積もりよりも高額の金額を請求された

遺品整理作業終了後、見積もりよりもはるかに高額の金額を請求されたというケースもあります。苦情をいうと「遺品の数が多すぎた」「作業が難航した」などあれこれと言い訳をするようです。

依頼するときには、事前に必ず見積もりを取り、追加料金が発生可能生や、その場合はいくらになるのか? などをきちんと確認してください。また、「遺品整理一式○○○○円」など、見積書に明細を書かない業者は、明細を出すように請求してみましょう。

2.遺品整理の失敗を防ぐためにできることは?

前項で挙げたような遺品整理の失敗を防ぐためには、どのようなことをすればいいのでしょうか。失敗例をベースにポイントを考えてみます。

2-1.遺品整理の失敗を防ぐ基本的なポイント

「遺品整理の失敗」を事前に防ぐポイントとしては以下のことが挙げられます。

  • 遺品整理に必要な時間を出す
  • 遺品整理に必要な費用を考える
  • 信頼のおける業者を選ぶ
  • 故人の意思を大切にする
  • 親族への連絡を忘れない
  • 相続問題はプロに依頼することも考える

それぞれ、どのようなことをすればいいのか、次の項からご説明します。

2-2.遺品整理にかかる「時間」がどれくらい必要かを考える

遺品整理に必要な時間は、故人や遺族の生活環境などによって異なります。たとえば、故人が高齢者だった場合の例を挙げてみましょう。

  1. 遠方の賃貸物件で1人暮らしをしていた
  2. 老人施設で暮らしていた
  3. 家で一緒に暮らしていた

1の場合は、大家や管理会社に連絡をしてから退去日までに片付けや掃除を済ませる必要があります。2の老人施設の場合も、次の入居者が控えているので、いつまでも遺品整理を延ばすわけにはいきません。同居の場合は、急ぐ必要ないでしょう。状況をふまえて、遺品整理をする時間がどれくらい必要なのか考えてください。
また、仕事が忙しい人などは時間のやりくりをするのが大変でしょう。自分がどれくらい遺品整理のために時間を費やせるのかも考え計画を立てることが大切です。

2-3.遺品整理を業者に依頼するか費用面も合わせて考える

遺品整理に時間を割けない場合は、専門の業者に依頼することも考えましょう。その場合、どれくらいの費用を工面できるか予算を出してください。
遺品整理はいろいろとお金がかかります。故人の家に荷物や家具、不用品などが多い場合や、荷物の搬出がスムーズにできない場所にある場合(エレベーターがない古い団地の5階など)は、その分費用も高くなるでしょう。
故人と長年離れて暮らしていた場合は、できれば、「現場」を一度見に行って荷物の量や環境などを把握するほうがおすすめです。いざ業者に依頼してから「こんなにお金を払えない!」と慌てないようにしましょう。

2-4.遺品整理業者は慎重に選んで比較検討する

遺品整理業者に依頼するときには、業者選びを慎重に行ってください。「1-5.遺品整理を業者に依頼したら悪徳業者だった」でご紹介したように、中には悪徳業者もいるので要注意です。業者選びのポイントは、後の項で詳しくご紹介するのでぜひ参考にしてください。

2-5.故人の意思を尊重する

遺品整理で大切なことは、故人の意思をきちんと尊重することです。まずは、故人が遺言書やエンディングノートなどを残しているかどうか、確認しましょう。ある場合は、それに従って遺品整理を進めてください。

2-6.親族への連絡は忘れないこと

形見分けをするときは、親族にその旨を伝えておきましょう。遺品整理は、故人の子どもや配偶者など、一番近い関係の人が行うのが一般的です。けれども、自分たちだけで勝手に進めると後で文句をいわれることもあります。
もし、親族との関係が良好で仲がいい場合は、希望者を募り一緒に行うのもおすすめです。ただし、全員で行うと収拾が付かなくなりもめごとを引き起こします。自分勝手な人やわがままな人もいるので大人の常識人だけに候補を絞って進めたほうがいいでしょう。
また、疎遠にしている親族などに連絡をするのは抵抗があると思います。けれども、念のために遺品整理を行う旨だけは知らせておいたほうが無難です。

2-7.相続問題はプロに依頼することも考える

法律が関係する相続の問題は、プロに依頼することも考えましょう。もし、故人が家や土地などの不動産・高級車・保険・預貯金など資産を持っている場合は、相続の手続きをする必要があります。相続には「マイナスの相続」もあるので注意しなければなりません。故人の借金も相続の対象になるため、そのような場合は「相続放棄」の手続きをする必要もあります。
相続人が多い・相続の対象になるものが多く手続きがわからないなど、自分の手で行うことが大変な場合は、弁護士などのプロに依頼してください。

3.遺品整理の失敗を避けるための業者選び

遺品整理をプロの業者に依頼する場合、失敗しないためには業者選びが何よりも大切です。業者の選び方やメリット、悪徳業者の特徴など、必要な知識をご紹介します。

3-1.遺品整理業者に依頼したほうがいいケース

専門業者に遺品整理を依頼したほうがいいケースをご紹介しましょう。

  • 故人の家が遠方にあってなかなか行けない
  • 仕事や育児などで忙しく、遺品整理をする時間がない
  • 故人とは関係も薄く疎遠だったので遺品整理をしたくない
  • 故人の家がゴミ屋敷状態になっているので自分の手ではできない

上記のような場合は、プロに依頼するほうがいいでしょう。

3-2.遺品整理業者に依頼するメリット

遺品整理業者に依頼するメリットとしては以下のことが挙げられます。

  • 時間も手間もかからない
  • 遺品整理に伴う精神的な苦痛や負担を感じなくて済む
  • 自分では運べない重い家具や荷物などを搬出してもらえる
  • 粗大ゴミの処分も依頼できる
  • 買取も行っている業者なら買取可能な品物を売ることができる

3-3.遺品整理業者の費用

遺品整理業者に依頼するとどれくらいの費用がかかるのか心配ですよね。遺品の量や部屋の環境・状態、粗大ゴミの有無などによっても費用は異なります。そこで、クリーンレスキューの料金例をご紹介しましょう。
クリーンレスキューの場合は、品物ごとに料金が定められている「単品回収」のほか、たくさんの品物を回収するときにお得な「詰め放題パック」もあります。詳しくは、「料金案内」のページもごらんください。

3-4.悪徳業者とはどのような特徴があるのか?

悪徳な遺品整理業者の特徴としては以下のことが挙げられます。

  • 見積もりを依頼しただけなのに営業の電話がしつこくかかってくる
  • 「激安で遺品整理をします」と料金の安さだけを強調にする
  • 見積書に「遺品整理一式○○○円」など、明細を書いていない
  • 追加料金の有無などを質問しても答えがあやふや
  • 無料の見積もりサービスを行っていない

少しでもおかしいなと感じたら依頼はやめましょう。

3-5.誠実で信頼できる業者の選び方

遺品整理を行う業者は、インターネットで検索する人がほとんどでしょう。けれども、ホームページのイメージだけでは、その業者がいいのかどうかわからないですよね。そこで、誠実で信頼できる業者の選び方をご紹介します。ホームページでは、以下のことを確認してください。

  • 事業所の所在地・電話番号などを明記している
  • 遺品整理や不用品回収の実績がある
  • 無料の見積もりや相談サービスを行っている
  • 料金体系を明記している
  • 遺品整理だけではなく不用品の買取も行っている

クリーンレスキューは、年間4万件以上の回収実績を誇る、創業40年の歴史を持つ業者です。遺品整理・不用品の回収&買取など、作業は24時間対応で行っています。詳しくはこちらをごらんください。

4.遺品整理や遺品整理の失敗に関するよくある質問

遺品整理になれている……という、一般の人はほとんどいないものです。そのため、いろいろな失敗をしている人はたくさんいます。失敗を事前に防ぐためにも、遺品整理や遺品整理の失敗に関するよくある質問をご紹介しましょう。ぜひ参考にしてください。

Q.故人の荷物が多すぎて遺品整理は何から手を付けていいかわかりません。スムーズに進めるには何から始めればいいですか?A.まずは、家の中の遺品をグループ分けしましょう。

  • 相続手続きが必要なもの:遺言書・銀行の通帳・印鑑・株券・権利書など
  • 形見分けするもの:個人が愛用していた洋服や時計、メガネなどの小物・アルバム・趣味の道具など
  • 家財道具:家電・仏壇・家具など
  • 廃棄するもの:形見分けにはならない布団や日常使いの食器、壊れているものや古いものなど

このように仕分けをして、相続や形見分け関係は先に手続きを進め、その次に家財道具や廃棄するものは粗大ゴミなどに出しましょう。荷物が多く自分では対処できないようなら遺品整理業者に依頼するのもおすすめです。

Q.老人施設に入居していた親が亡くなりました。早く退去しなければならないのですが、時間がなくてすぐに遺品整理ができません。
A.引っ越しや断捨離と異なり、遺品整理は慎重に行うほうがおいいでしょう。急ぐあまりに、どんどん処分してしまい、後悔するケースは非常に多いのです。けれども、施設に入居していた場合は早く引き払わなければなりません。
一時的に、レンタルルームを借りてはいかがでしょう。とりあえず、捨てられないものを保管できます。遺品整理は、葬儀や四十九日などが終わって落ち着いてから行うといいでしょう。

Q.借金癖のあった親が亡くなりました。友人や知人から借金をしていないか心配です。借金の有無はどうやって調べればいいでしょうか?
A.親しい親族や信頼できる人の場合は、ストレートに借金をしていなかったか聞いてください。ただし、基本的には友人や知人関係には、亡くなった報告と「お世話になりました」との挨拶だけで「借金をしていませんか?」などと聞かないほうが賢明です。「お金を貸していたよ」と答えられても本当かどうかわかりません。もしお金を貸していたといわれたら「借用書の写しを送ってください」と頼んでみましょう。本当であれば、きちんと送ってくれるはずです。

Q.個人の借金の額が多いので相続放棄の手続きをしたいですがいつまでにすればいいでしょうか?注意点はありますか?
A.相続放棄をすると「資産も全て相続放棄する」ことになるので注意してください。プラスの相続よりもマイナスの相続が多いときは相続を放棄するほうがいいでしょう。ただし、相続の放棄は、「自分のために相続が開始したと知ったとき」から、3か月以内と法律で定められています。相続放棄に関するルールやメリット・デメリットなどに関しては、相続専門の弁護士ホームページなどでも紹介しているので1度確認してみましょう。

Q.親の家の遺品整理を引き受けましたが、ゴミ屋敷状態になっていて手が付けられません。どうしたらいいですか。
A.最近は、高齢者の住まいがゴミ屋敷・汚部屋と化し親族でも手が付けられないケースは増えています。遺品整理とともに、不用品や粗大ゴミの搬出と処分も必要なので大変でしょう。プロの業者に依頼することをおすすめします。

まとめ

家族が旅立ったあと、残された遺族は葬儀や遺品整理などやることが多くて心身ともに疲弊します。遺品整理は故人との思い出の品と向き合わなくてはならないので体力的にはもちろんのこと、精神的にも非常につらいものです。そして、故人が最後のときを迎えた環境によっては、素早く手続きをしたり片付けたりしなければならず、遺族の負担はさらに大きくなります。どうしたらいいかわからないと途方に暮れてしまう人も多いのです。
自分の状況によっては、今回の記事でご紹介したように、プロの業者に依頼する、相続に関することは弁護士に相談するなどの手段も考えてください。法律で期限が定められている相続などに関して以外は、遺品整理は決して急ぐ必要はありません。後悔しないように納得できる方法で行いましょう。遺品を保管する場所がなければレンタルルームなどを利用する方法もあります。遺品整理は失敗しないように、プロの手を借りてスムーズに進めることも大切です。

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