【葬儀後やることリスト】手続き・遺品整理・タイミングごとにまとめ

家族・身内に不幸があった際、精神的な負担もさることながら、葬儀の準備や手続きが多く大変です。やっと葬儀が終わったと思っても、実は葬儀後にもやることが多く残っています。そこで、葬儀後にやることをリストにまとめましたので、それぞれ詳しくご紹介しましょう。

  1. 葬儀後にやることの基礎知識
  2. 葬儀後、四十九日までにやるべきこと
  3. 葬儀後にやることチェックリスト・一覧
  4. 葬儀後の手続き関係・ごあいさつについて
  5. 葬儀後の遺品整理について
  6. よくある質問

葬儀後にやることを知りたい・遺品整理で困っている・どんな手続きが必要なのかを知りたいという方は、ぜひ最後までこの記事を読んでみてください。

1.葬儀後にやることの基礎知識

葬儀後にやることをカテゴリー別にご紹介します。葬儀後はやることがたくさんあるので、ある程度カテゴリーを分けておいたほうが、頭の中で整理しやすいでしょう。オリジナルのカテゴリーを作ったり、途中でカテゴリーを変更してもOKです。

1-1.お金関係

お香典・病院の精算・葬式代など、お金を払ったりもらったりした場合の整理がこのカテゴリーです。どの手続きにもたいていお金がかかわってきますが、特段「お金が主役」というものは、このカテゴリーに振り分けておきましょう。また、相続にもお金が関係してきますが、相続自体が大きなカテゴリーなので、別にしておいたほうがいいでしょう。

1-2.相続関係

遺言書の開示・形見分け・故人の不動産整理などは、相続関係として一つのカテゴリーにしましょう。故人のもの・権利・土地・債務などはすべてこのカテゴリーに振り分けます。相続関係で弁護士が必要になる場合もあるでしょう。相続放棄・相続税申告には期限もあるので注意してください。

1-3.遺品整理関係

故人の家・形見・家財などの整理がこのカテゴリーです。相続と深くかかわるカテゴリーですが、こちらは整理の作業自体をどうするか(捨てる・処分・売る)などがメインとなります。また、故人の遺品や家財などを売ったり処分したりすると、自動的に相続承認となるので、相続放棄を検討している場合は注意してください。

1-4.お仏壇・お墓関係

お仏壇の購入やお墓の購入(場所)・手元供養(骨を手元に置く)・分骨などはこのカテゴリーになります。故人のお骨や魂の取り扱いについてはこのカテゴリーとしておくとよいでしょう。お墓を作るには3か月程度かかることを頭に入れておいてください。分からない点は葬儀業者・仏壇店などに依頼すると相談にのってもらえます。

1-5.ごあいさつ関係

故人の親族・知人・ご近所の方など、人が主役になるものごとはごあいさつ関係に振り分けます。主にやることとしては、香典返し・お礼状などです。やりとりした人や氏名・内容については記録に残しておくと後で混乱しません。

1-6.手続き関係

保険・年金・公共料金などの関連は、このカテゴリーとなります。なるべく電話やネットで済ませるようにしましょう。直接手続きに行く場合は、平日の午前中など、すいている時間帯を調査しておくと楽です。

2.葬儀後、四十九日までにやること

葬儀後、四十九日法要までにやるべきことをご説明します。

2-1.四十九日とは?

死者の魂は今生(こんじょう)と来世(らいせ)の間をさまよいますが、死後四十九日になると、死者の魂は家を離れると言われています。そのため、四十九日には僧侶に死者の魂が正しく成仏するように読経などをしてもらうのです。ただし、現代ではちょうど四十九日でなく、休みの日に合わせて数日前に行うことも普通になってきています(ただし、後ろ倒しは避ける)。

2-2.お仏壇の用意は四十九日までに

四十九日には「開眼法要」を行います。そのためには魂を移す先として本位牌(ほんいはい)が必要となるので用意しておきましょう。四十九日では、お仏壇・お線香も必要となるのでこちらも仏壇店で手配します。

2-3.四十九日法要に向けて準備すること

  • 日程の決定
  • 会場の手配(寺院やセレモニーホール・自宅でもOK)
  • 僧侶の依頼
  • 料理・引き出物の手配
  • 案内状の作成(会場や日時を知らせる。電話でもOK)
  • 香典返しの手配(お渡しは法要よりも後日)

これらの手配は、葬儀業者に一括で依頼することも可能です。日程的・精神的に余裕がない方は、利用することをおすすめします。

3.葬儀後にやることチェックリスト・一覧

葬儀後のチェックリストを時系列で紹介します。

3-1.初七日に行うこと(葬儀後~一週間)

葬儀後一週間以内にやっておきたいことは以下のとおりです。

  • 香典を整理する(名簿を作ると便利)
  • お礼・あいさつまわり
  • 入院費などの精算
  • 葬儀社へ支払い
  • 初七日法要の準備(葬儀で行った場合は不要)
  • 遺品整理
  • 賃貸の解約
  • 遺言書の確認

3-2.四十九日までにやること

上記でご説明した四十九日法要のほかにやることは以下のとおりです。

  • お墓を探し始める(新しく作るには3か月程度かかる)
  • 手元供養・分骨(お骨の取り扱いについて)について決める
  • 手続き関係

3-3.四十九日後にすること

  • 3か月以内:遺産放棄・相続放棄をする場合はその手続き
  • 10か月以内:相続税の申告
  • 1年以内(一周忌まで):相続手続き全般・霊園や納骨堂などの契約

4.葬儀後の手続き関係・ごあいさつについて

葬儀後にやるべき手続き関係の内容について詳しくご紹介します。

4-1.年金の給付停止

年金手帳があれば手元に用意し、年金番号をチェックしたうえで日本年金機構に電話をしましょう。故人が加入している年金の種類や、行うべき手続きを教えてもらえます。番号が分からない場合は、故人の氏名・住所・生年月日と電話をかける人の情報(氏名・住所・続き柄など)を伝えましょう。

4-2.生命保険・死亡保険の請求

加入している保険会社に問い合わせをし、保険金給付請求をします。請求用紙の記入などが必要なため、窓口や郵送での手続きとなるのが一般的です。心配な場合は、あらかじめ電話で手続きの流れを聞いておくとスムーズでしょう。

4-3.お礼参り

葬儀に参列してくれた方や、勤務先・近所の方へお礼をします。遠方の場合はお礼状でも大丈夫です。香典返しは、四十九日法要を終えてから後日お渡しするので、普通はこのタイミングでのお返しは不要ですが、最近ではお葬式や四十九日法要の際にお返しをすることも多くなってきています。その場合、香典が特に多かった方には、後日あらためてお返しをしましょう。

5.葬儀後の遺品整理について

次に、葬儀後の遺品整理についてご説明します。

5-1.遺品整理のタイミング・スケジュール

遺品整理のタイミングとスケジュールについてご説明します。

5-1-1.遺品整理のタイミング

遺品整理は、葬儀後一週間以内に行うとよいでしょう。持ち家の場合は比較的日程に余裕を持てますが、賃貸物件の場合は明け渡し日や解約日にもかかわってくるため急がなければならないことが多くなります。遺品整理はむやみに行うのではなく、スケジュールを立てて順番に行うと効率的です。

5-1-2.遺品整理のスケジュール

  1. 大体のスケジュールを立てる(いつだれがなにをするか)
  2. 必要に応じて遺品整理業者や回収業者に見積もりを取っておく
  3. 遺品を分類する(手放すもの・保管するもの)
  4. 手放す遺品の処分方法を検討する(捨てる・売る・ゆずるなど)
  5. 捨てる・売る方法を検討する(自治体回収・業者・自分で持って行くなど)

粗大ゴミ回収には約一週間~一か月かかることがありますので、大きな家財や家電類の数量をあらかじめ把握しておきましょう。早く処分したい場合には、遺品整理業者や不用品回収業者の利用もおすすめです。

5-2.遺品整理は四十九日法要の後でもよい?

遺品整理は、葬儀後一週間以内に行うのが理想ですが、最近では四十九日の法要が終わった後、落ち着いてから整理をする方も増えてきています。ただし、前述のとおり賃貸物件の明け渡し日などが決まっている場合はこの例ではありません。

5-3.急ぎで遺品整理をしなければならない場合は?

明け渡し日がせまっている・故人宅が遠方のため遺品整理を一日で済ませたい、という場合は、遺品整理業者や不用品回収業者の利用をおすすめします。業者によっては、最短で即日もしくは翌営業日の対応が可能でしょう。遺品の分類・処分・買取などをまとめて行ってくれるので便利です。ゴミ屋敷状態になってしまった故人の家でも、プロの手によって片付けることができます。

5-4.相続放棄と遺品整理に注意!

故人に多額の借金がある・第三者の借金の保証人になっている場合など、相続放棄を検討している方は、遺品整理の際注意してください。相続権のある人(配偶者・子・孫・親・祖母・兄弟など)が、故人の遺品を受け取ったり処分したりした時点で、相続承認となってしまい、相続放棄することは難しくなります。特に、時計やアンティーク品など、換金価値があるものには注意してください。

6.よくある質問

Q.遺品整理費用の相場は?
A.遺品整理業者を利用した場合の費用相場をご紹介します。

  • ワンルーム・1K:3万~8万円
  • 1DK:約5万~12万円
  • 1LDK:約7万~20万円
  • 2DL:約9万~25万円
  • 2LDK:約12万~30万円
  • 3DK:約15万~40万円
  • 3LDK:約17万~50万円
    費用に開きがあるのは、部屋の状態や処分するものの点数、買取できるものの量などによるためです。

Q.遺品整理費用を安く抑えるには?
A.複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討しましょう。たとえ提示額が安くても隠れたオプション料金などで結果費用がかさんでは意味がありません。金額とともにサービス内容も確認してください。

Q.遺品整理業者と回収業者の違いは?
A.不用品回収業者は、その名のとおり不用品を回収するのが業務です。不要と分かっている品をトラックなどに積んで持って行きます。一方、遺品整理業者は遺品整理士という資格を持つスタッフが、故人の品物を分類し、保管するものと処分するものに選別していくのが一般的です。証書・写真、その他貴重品などが出てきた場合にも安心でしょう。また、遺品整理業者は寺院などと提携しており、遺品を供養してもらえるのが最大の違いです。

Q.相続放棄のタイミングは?
A.相続放棄には3か月間の熟考期間が設けられています。ただし、その期間では決められない事情がある場合などには、延長(伸長)することも可能です。

Q.相続するものや親族が多く複雑な手続きが心配……
A.相続関係の手続きは、複雑なものが多く、また親族とのトラブルにもなりやすいしょう。そのため、最初から弁護士に相談しておくことをおすすめします。トラブルが起きてから依頼するよりもスムーズです。相続や遺品整理に特化した弁護士に相談してみてください。

まとめ

葬儀後にやることや遺品整理などについてご紹介しました。葬儀後はやることが多く大変ですが、体と心を休めながら、落ち着いて対処してください。自分ひとりでやろうとせず、親族や知人と分担しながら協力して行いましょう。また、遺品整理や四十九日法要の手配など、プロに依頼できることは任せてしまうのも一手です。

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