大量の引っ越しゴミの処分法? 分別ルールや間に合わないときの対策

引っ越しのときに出る大量のゴミを、どのように処分すればよいかお悩みではありませんか? 日常生活の中で出てくるゴミと違い、引っ越しのときには小さなゴミから大きなゴミまで出てきます。また、燃やせないゴミも出てくるでしょう。

引っ越しのときに出てくるゴミに対し、どのような方法や手順で処分をすればいいか分かっておけば、困ることはないですし新居へ行ったときの日常生活でも役立ちます。

  1. 引っ越しゴミはどうする? 上手に処分するポイント
  2. 引っ越しゴミの分別方法をチェック
  3. 引っ越しゴミの処分方法
  4. 引っ越し日が近くゴミ処分が間に合わない場合の対処法
  5. 引っ越しのときのゴミ処分でよくある質問

この記事では、引っ越しのときに出るゴミの処分方法について解説します。大量のゴミやひとりでは運べない大きくて重い粗大ゴミの処分はどうすればよいか知っておけば、引っ越し自体も、トラブルなくスムーズに行えるでしょう。

1.引っ越しゴミはどうする? 上手に処分するポイント

引っ越しのときに出てくるゴミをスムーズに処分するポイントをご紹介します。ポイントを理解していないとひとつひとつの作業に手間取ることになるからです。

1-1.新しい生活を具体的にイメージする

新生活をイメージすることで、残しておく物と捨てる物が見えてきます。新居はこれまでの生活と大きく変わるはずです。中には新居へ持っていけない物も出てくるでしょう。

頭の中だけで考えていると忘れることもあります。はっきりとイメージするためにも、ノートに新居での生活を想像し書き出してみてください。目でも見れるためイメージしやすいですし、見返すこともできます。

注意したいのは、引っ越しで出てくるゴミを処分するためのイメージという点です。理想的な新生活のイメージだけだと時間のムダになるため注意してください。

1-2.処分する物をノートに書き出す

新生活をイメージした後は処分する物を書き出してみましょう。たとえば、新居にエアコンが備え付けられていたとします。この場合、引っ越し前の家に付いているエアコンを持っていくかどうか考えてみてください。

新居の部屋にすべて最新式のエアコンが付いているなら古いエアコンを持っていく必要はありません。他にも、タンスやカラーボックスなどの収納家具などを減らせるか考えてみてください。しまう場所がなければ、不要品は処分するしかできないため物を減らせます。

また、頭の中だけで考えると忘れることも多いため、ノートに書き出しましょう。本当に必要な物と不要品を上手に選別できます。後になって必要かもしれないと悩んだときも、ノートを開くだけでスムーズに考えを整理できるはずです。

1-3.計画的に処分を進めなければ間に合わない

計画的な処分を考えてください。よくある失敗は「まだ、引っ越しまでに時間があるし面倒だから片付けは後でよい」と後回しにし、結果、引っ越し予定日の3日前になって慌てることです。

特に粗大ゴミなどは焦って運んでいると、大きな事故につながるため注意しなければなりません。処分予定だった不要品でも、引っ越し日に処分が間に合わなければ引っ越し先で処分する羽目になります。運ぶ物が増えれば引っ越し料金も高くなることも考えなければならないでしょう。

外部業者を利用し処分するにしても、手続きをしなければなりません。引っ越し当日に依頼をしてもすぐ対応してくれる業者が見つからない可能性もあります。だからこそ、引っ越しのゴミ処分では計画性が重要になるのです。少なくとも引っ越し予定日の1か月前から計画を立てることをおすすめします。

1-4.ゴミの種類に合わせた処分ルールを確認

引っ越し当日だからといって燃やせるゴミと一緒に燃やせないゴミや資源ゴミをすべてゴミステーションなどの収集場所へ持っていくのはルール違反です。

収集日を無視してゴミを放置すればカラスや野良犬などに荒らされる可能性もあります。放火のリスクもゼロではありません。そうならないためにも、ゴミの種類に合わせて収集日などを確認して把握し、引っ越し日までに少しずつでも捨てるようにしてください。

同時に、可燃ゴミや不燃ゴミや資源ゴミなど各ゴミはそれぞれ何を指すのかも理解しておきましょう。最初は苦戦するかもしれませんが、慣れれば簡単に仕分けできるようになります。

1-5.家族・知人・友人で手伝ってもらえる人を確認

すべて業者に任せると費用がかかるため、自分たちだけで引っ越し作業や片付けを行う人もいるはずです。そのとき、事前に協力してもらえる人を確認しておかなければなりません。相手には予定があるのに人手として駆り出すと、人間関係が崩れる可能性もあります。

1-6.片付けをスムーズに行うための道具を事前に準備

片付けのための道具をきちんと準備することも、作業をスムーズにするために重要です。いざ、引っ越しのための大掃除を始めたとき「あれが足りない買ってくる」となれば、一人分の働き手が一定時間いなくなり、ずるずると片付けの時間が延びることになりかねません。そのため、片付けに必要な道具は事前に準備しておくことが大切です。

1-6-1.準備しておきたい道具

  • ゴミ袋
  • 軍手
  • ガムテープやビニールテープ
  • はさみやカッター
  • サイズ別のダンボール箱
  • 台車
  • 油性のフェルトペンやマジック
  • ビニール袋や輪ゴム
  • 殺虫剤
  • トング
  • マスク
  • ゴーグル
  • バケツや雑巾
  • ほうきやチリトリ

家や部屋がどれだけ散らかっているかでも必要な物は変わります。掃除をしている最中、ゴキブリやムカデなどの害虫が出てくることがあるかもしれません。慌てず対処するため、殺虫剤やトングを用意してもよいでしょう。トングは害虫を捨てるときだけではなく、手で触れたくないゴミをつまむときも活躍してくれます。

ホコリなどが目に入ったり吸い込んだりしないように、ゴーグルやマスクも用意したほうがよいかもしれません。片付けと共に最後の掃除をするなら、バケツや雑巾などの掃除道具一式も用意したいところです。

フェルトペンやマジックなどは、ダンボール箱に中身を書くときに使います。ビニール袋や輪ゴムは、衣類を入れるときに使えるだけでなく、液体の入った容器を梱包(こんぽう)するときに役立つでしょう。

ダンボール箱は、引っ越し業者が用意してくれるかもしれません。ただ、足りないこともありますしサイズに問題がある場合も考えられるでしょう。事前に業者へ確認することをおすすめします。上記以外にも、必要な道具があると考えるなら準備してください。

2.引っ越しゴミの分別方法をチェック

ゴミのぶん別について、主婦は慣れているかもしれませんが旦那さんや子どもたちは分からないことも多いはずです。引っ越しのときのゴミ処分をスムーズにするには、分別に関する情報を共有しておいたほうがよいでしょう。

2-1.生ゴミや紙クズなどは可燃ゴミ

生ゴミや紙くず、繊維くずやプラスチック類、ゴム、皮革も可燃ゴミに分類されます。中には少し分かりにくい物もあるのは無視できません。代表的なのが、ビデオテープ、カセットテープなどです。ビデオテープなどケースはプラスチック製ですが、金属が使われている部分もあります。

実は、金属が含まれていても外せない場合は燃えるゴミとして捨てることができるのです。ただ、外せるならば金属部分だけ燃えないゴミとして捨てましょう。

また、注意したいのが使い捨てライターの取り扱いです。使い捨てライターは、ガス抜きをきちんとしていなければ可燃ゴミとして捨てられません。ガスが残った状態だと、ゴミ収集車の中でゴミが燃えてしまうような事故につながりますから注意してください。

2-2.不燃ゴミは金属資源とその他の不燃ゴミに分けられる

東京都北区の基準を一例として出すと、不燃ゴミは金属ゴミとその他の不燃ゴミに分けることができます。金属ゴミとは、小型家電・ヤカン・鍋などです。

少し複雑ですが、金属製の不燃ゴミの中には資源としてリサイクルできる物があります。そのような金属ゴミは、資源ゴミとして分類しなければなりません。

また、その他の不燃ゴミとは、蛍光灯・電球・はさみ・包丁・ライター・スプレー缶・アルミホイル・乾電池・化粧品・薬の空き瓶などとなります。

金属製品や小型家電は資源化できますからその他の不燃ゴミと異なることを押さえておきましょう。cm立方体以上の大型ゴミは粗大ゴミとなりますから、不燃ゴミとして収集してもらえません。家電リサイクル法で対象機器になっている、エアコン、テレビ、冷蔵庫や洗濯機、衣類乾燥機も不燃ゴミでは収集できないため注意してください。また、パソコンやディスプレイモニターも不燃ゴミの対象外となっています。

2-3.資源ゴミはリサイクルできる物

資源ゴミは、再資源化できるゴミのことです。具体的には、ビン・ペットボトル・缶・紙・電池、プラスチック類などが当てはまります。

紙については、新聞紙・ダンボール・紙パック・雑誌をはじめ、菓子箱・トイレットペーパー・ラップの芯などは古紙として資源ゴミに含まれるでしょう。

また、金属類の扱いに注意してください。東京都北区では、鍋・ヤカン・鉄・ホーロー製品、金属製のフォークやスプーン・フライパンが金属資源として取り扱われています。また、リモコン・携帯電話・ドライヤー・音楽プレイヤー・ビデオカメラなどの小型家電も金属資源として取り扱われているのです。こおような金属資源は他の不燃ゴミと同じではなく、別の袋に入れ、資源ゴミとして捨てましょう。

このような資源ゴミは焼却されて埋め立てられるだけなら単純にゴミでしかありません。ただ、資源ゴミとして分別をすれば新しく生まれ変わることができるのです。資源のムダ使いや、環境を守るという点を考えると、引っ越し準備で忙しくてもきちんと分別したほうがよいでしょう。

2-4.粗大ゴミの定義は自治体で異なる

家庭から出てくるゴミの中で、タンスなどの家具類・自転車・布団、毛布、カーペット・オーブントースターなどの小型家電が当てはまります。ある一定以上の大きさのゴミと考えればよいでしょう。注意したいのは一定以上の大きさとはどれぐらいなのか? ということです。大きさは各自治体によって異なるため事前に確認をしておいたほうがよいでしょう。

たとえば、東京都23区では一辺30cm以上の物を粗大ゴミとしています。埼玉県草加市では、1辺が50cm以上で重さが10kg以上です。このように異なりますから、気を付けなければなりません。

2-5.有害ゴミは水銀が含まれた有害な物など

有害ゴミとは、蛍光灯・電球・使い切っていないライター・乾電池や充電池・水銀を使用した体温計や血圧計などが当てはまります。他にも、剣山や釣り用の鉛製品なども有害ゴミです。有害ゴミは各ゴミでそれぞれ捨て方がありますので確認しておいてください。間違った捨て方をすると、発火から火災などの重大事故につながる可能性も十分にあります。また、水銀などはこぼれて気化した場合、毒性の蒸気となるため取り扱いに注意しなければなりません。

2-6.自治体が収集できないゴミもある

ゴミの中には、自治体が収集できない物もあります。エアコン・テレビ・冷蔵庫や冷凍庫・洗濯機や衣類乾燥機などの家電リサイクル法の対象と品目は収集してもらえません。他にも、パソコンやパソコンモニターなども収集不可です。

他に収集できない物として、使用済み注射器やバイク、バイクや自動車などの部品やタイヤが当てはまります。プロパンガスのボンベやかわらなどの建築廃材、殺虫剤や殺菌剤などの有害物、灯油など危険性がある物、土砂や石、便器やペンキなど多岐にわたるのでチェックしてください。

収集できない物は何か、自治体のホームページで紹介されていますから、間違えないよう事前にチェックを行うことが大切です。

3.引っ越しゴミの処分方法

引っ越しのときに出てくるゴミはそれぞれ処分方法が異なります。当日になって混乱していると、時間がムダに過ぎてしまうことになりかねません。そうならないよう、ゴミの処分方法について知っておきましょう。

3-1.自治体のゴミ捨て場を利用する

日常どおり、ゴミステーションなどへ回収日に合わせてゴミを持っていく方法があります。通常の燃えるゴミ、燃えないゴミ、資源ゴミを回収場所へ持っていきましょう。ただ、一度に大量のゴミを持っていくとゴミ収集車に積めない可能性がありますし、収集場所へ運ぶこと自体、体力的に厳しい人もいるはずです。計画的に少しずつ持っていきましょう。

粗大ゴミに関しては、自治体で対応してくれます。ただし、その手順は各自治体によって異なりますので注意してください。

3-1-1.自治体に粗大ゴミ回収を依頼したときの手順一例(東京都杉並区の場合)

  1. 自治体の粗大ゴミ受付センターに連絡をする(インターネットや電話)
  2. 回収日と料金の相談
  3. 粗大ゴミ処理券を購入
  4. 粗大ゴミに処理券を貼る
  5. 処理券を貼った粗大ゴミを決められた場所に運ぶ
  6. 指定日に回収

杉並区の場合、上記のような流れで粗大ゴミを回収してもらえます。運ぶ場所についてですが、杉並区の場合、戸建てだと玄関先や敷地の入口など、分かりやすい場所に置いてください。ゴミステーションなど通常の集積所に運ばないようにしましょう。

共同住宅では、1階の共有玄関前の敷地などに運びます。時間については、申込時に聞いておいたほうがよいでしょう。一般的には、収集日の朝8時までとなっています。だいたい、午前8時から午後15時過ぎごろまでに回収してもらえますが、そのとき立ち会いなどは必要ありません。

3-1-2.費用

ゴミ処理券は有料粗大ゴミ処理券と事業系有料ゴミ処理券の2種類があります。東京都の場合、区ごとに決まっているため、他の区の処理券は使えません。また、A券とB券に分けられていますので注意してください。A券は200円、B券は300円です。また、粗大ゴミひとつにつき1枚ずつしか利用できません。

3-1-3.持ち運べない場合

年齢や障がいなどの問題があり、粗大ゴミを運べないという人もいるでしょう。運んでくれるような協力者がいない場合、粗大ゴミ受付センターでは対応してもらえません。しかし、管轄する区の清掃事務所がありますから相談できます。

3-2.自治体の処理施設に持っていく

軽トラックやダンプを持っている、運転ができるなら、自治体の処理場へ自力で持っていくこともできます。自治体によって、事前に申し込みをしなければならないところ、また、持っていたときに申し込めばよいところがあるため問い合わせをしてみてください。

しかし、搬送についてはくれぐれも注意しなければなりません。特に粗大ゴミだとロープなどを使って正しく固定しないと、搬送時に車から落ちる可能性があるからです。下手をすれば、重大な事故につながりますからくれぐれも気を付けてください。

3-2-1.手順

  1. 事前の申し込みが必要ならしておく
  2. 荷物を運んで軽トラなどへ乗せる
  3. 自治体の処理場へ行く

3-2-2.費用

自治体によって、処理費用は変わります。燃えるゴミなど一般的な家庭ゴミで量も少なく重くもなければ無料で捨てることができる場合も。ただ、粗大ゴミについては処理費用がかかると考えたほうがよいでしょう。処理手数料は、それぞれのゴミによって変わるため、事前に処理場への問い合わせをすることをおすすめします。他にも、重量で処理費用を決めている自治体もあるためチェックしてみてください。

3-3.リサイクルショップなどで買取をしてもらう

リサイクルショップで不要品買取をしてもらうと価値がある物でしたら、お金に替えることも期待できるでしょう。リサイクルショップの場合、自分で持ち込む方法と、出張買取や宅配買取をしてもらう方法があります。小型家電が数個程度なら、自動車で運ぶのも簡単です。

お店によっては、出張買取に対応してくれるところもあります。出張買取は家に来てくれますし、大量の品物もスタッフが運び出してくれるため楽です。雨の日や他の引っ越し準備で忙しい、仕事でなかなかまとまった時間が取れないとき、非常に便利なサービスといえます。複数の不要品を一度に処分できるのもメリットでしょう。

3-3-1.リサイクルショップへ依頼したときの手順

  1. リサイクルショップを利用する場合、一般的な出張買取の手順をご紹介します。
  2. リサイクルショップに問い合わせをする
  3. 査定の予約などをする(電話やメールでの申し込みが多い)
  4. 約束した日にスタッフが来て家などで査定(店によっては家以外でも対応可能)
  5. 査定額に納得できたらその場で取引成立(店や金額によっては後日銀行振り込みの場合もある)
  6. スタッフが品物を運び出してくれる

3-3-2.費用

リサイクルショップによって変わります。出張買取では、出張料が無というお店も少なくありません。出張費用は必要かどうか事前に各店舗へ問い合わせをして聞いてみてください。

3-3-3.需要がなければ買取してもらえない場合も

リサイクルショップを利用しても必ずすべての品物を買取してもらえるというわけではありません。大型家具など運び出しが難しい物の場合、買取不可となる場合もあります。逆に、価値がないと思っていた物でも需要があるなら数万円で買取をしてもらえる場合もあるでしょう。引っ越し費用の足しにもなります。

3-4.引っ越し業者

引っ越し業者の中には、引っ越しだけではなく粗大ゴミなどの引き取りサービスを行っているところもあります。引っ越しと共にゴミもすべて処分してもらいたいというときに便利です。

また、引っ越しはこの業者、ゴミ処理は別業者となると打ち合わせなどで苦労します。ひとつの業者ですべてできるのは時間短縮にもつながるでしょう。出張費用などもかからないですし、買取をしてくれる場合もあります。

3-4-1.手順

  1. 引っ越しの依頼をするときに相談してみる
  2. 引っ越しの見積もり、引っ越し当日に査定
  3. 引っ越し代金と一緒に費用を支払う

3-4-2.費用

引っ越し業者によって異なります。引っ越し費用とセットになっている場合、無料で回収してくれる、あるいは格安で行ってくれるなどがあげられるでしょう。

3-5.回収業者に依頼

不用品回収業者に依頼をするのもひとつの選択肢です。自治体では引き取ってもらえない物でも回収してくれます。養生もきちんと行い運び出してくれるため、建物に傷が付く心配もありませんし、重量があっても運び出してくれるは魅力です。

リサイクルショップなどの出張買取と同じく都合のいい日にちや時間に作業をしてもらえるのも大きなメリットでしょう。

3-5-1.手順

  1. ホームページなどでメールアドレスや電話番号を確認して申し込む
  2. 見積もりの日程決定
  3. 指定した日時に回収業者がくる
  4. 品物を見て見積もり
  5. 価格に納得できたら搬出する日を決定
  6. 約束した日に業者が来て不要品を運び出す

3-5-2.注意点

回収業者の中には、買取可能な物があるなら買取を行いその分で費用を補填(ほてん)してくれるところもあります。ただし、悪徳業者も潜んでいますから注意してください。最初は無料回収といっていたのに、車に積み込んだ後に請求をしてくるケースです。それまで、ニコニコしていた人が急に威圧的な態度になる場合もあるため注意しなければなりません。

また、最初の見積もりより数倍以上の請求をしてくる業者も存在します。見分け方のポイントですが、悪徳業者はコストのかかるホームページなどを持っていないことも少なくありません。歴史が浅いところも無視できないポイントです。一般廃棄物許可を持っているかもポイントでしょう。このような点に注意し、本当に安心できる業者に依頼しましょう。

3-5-3.費用

回収業者でそれぞれ異なりますが、料金相場として基本料金は3,000円~5,000円程度を考えておけばよいでしょう。基本料金は出張費や運搬費用で必ずかかる費用と考えてください。そこにプラスして、各品目の料金やオプション料金がかかります。

業者によっては基本料金がなく、品目の料金やオプション料金だけで勝負しているところもあるようです。本当に信頼できるよい業者は、各品目やオプション料金などを公開しています。軽トラックやトラックに詰め放題などお得なパック料金を採用している業者もありますので、活用してみてください。

3-6.家電リサイクル法対象4品目の処分方法

家電リサイクル法対象4品目はエアコン・テレビ・冷蔵庫、冷凍庫・洗濯機。衣類乾燥機などが当てはまります。家電4品目と呼ばれる物ですが、メーカーなどで異なるリサイクル料金がかかるので注意してください。

4品目の処分方法として、新しく購入する場合は、お店に引き取ってもらう方法があります。また、指定引取場所に直接持ち込む方法があげられるでしょう。指定引取場所へ持っていく場合、郵便局などで家電リサイクル券を購入する必要があります。そのとき、メーカー名やサイズ、冷蔵庫などでは内容積などの情報が必要なので、郵便局へ行く前にメモをしておいてください。

3-6-1.手順(指定引取場所へ自分で持っていく場合)

  1. メーカー名や画面サイズなど必要な情報を確認
  2. 郵便局へ行き家電リサイクル券を購入
  3. 家電リサイクル券に必要事項を記入
  4. 家電リサイクル券と製品と共に指定引取場所へ持ち込む

3-6-2.費用

費用はメーカーやサイズなどによって異なります。一例として2019年時点でのある大手メーカーのテレビでは、ブラウン管だと15型以下は1,296円(税込み)16型以上だと2,376円(税込み)です。液晶・プラズマだと、15型以下は1,836円(税込み)16型以上だと2,916円(税込み)となります。

冷蔵庫や冷凍庫は17リットル以下だと3,672円(税込み)17リットル以上では4,644円です。洗濯機や衣類乾燥機は、区分がなく2,484円となります。メーカーによっては、液晶・プラズマテレビで3,688円(税込み)かかる場合もあるため、処分前にチェックしておきましょう。

3-7.その他の自治体で引き取ってもらえないゴミの処分方法

化学薬品や車やバイクのバッテリー、ガスボンベなど、自治体では収集してもらえないゴミについてどうすればいいか悩んでいる人も多いでしょう。このような品物の処分は、購入したお店で引き取ってもらう、専門の処理業者に個別で引き取ってもらわなければなりません。有料となりますが、お金がもったいない、面倒だといって不法投棄をすると厳しい罰則が待っています。絶対に適切な方法で処分してください。

3-7-1.不法投棄には厳しい罰則が

廃棄物処理法で定められた『一般廃棄物最終処分場』と『産業廃棄物最終処分場』以外の場所に、ゴミなどの不要物を捨てると罰則や罰金があります。『廃棄物の処理及び清掃に関する法律第25条第1項第14号』に違反することとなり『5年以下の懲役/一千円以下の罰金または併科』が設けられているため注意が必要です。

また、未遂であっても処罰の対象になるためくれぐれも不法投棄は避けましょう。他にも、不法投棄を目的として廃棄物を運搬した場合でも、3年以下の懲役/300万円以下の罰金または併科などがあります。

こうなると、引っ越しで新生活どころではありません。また「知らなかったから」は通じないことも理解しておきましょう。知らなくても、警察に逮捕される可能性は十分にあります。

4.引っ越し日が近くゴミ処分が間に合わない場合の対処法

仕事など、他にやることが多く、引っ越し当日にゴミ処分が間に合わないケースもあります。そのことも想定したほうが慌てず対応できるでしょう。引っ越し当日まで間に合わなかったときの対応策についてご紹介します。

4-1.新居に持っていく

どうしても間に合わなければ、新居に持っていくしかありません。引っ越し業者のトラックに乗せてもらいましょう。ただし、ゴミだとしても運ぶことになりますから荷物のひとつです。そのため、引っ越し料金が高くなる可能性もあります。

引っ越し料金が高くなるのは、大型家具や家電などに限られるでしょう。少量、ちょっとしたゴミ程度なら引っ越し料金に影響することはないことも少なくありません。

ただ、新生活を始めるに当たって不要品を持っていくことに気が引ける人もいるはずです。引っ越し業者の中には、不要品の回収や買取を行っているところもあります。そのようなサービスを行っているなら、依頼してもよいでしょう。引っ越し当日でもゴミ処分を行えます。

4-2.近所の人やお友達や大家さんに頼む

近所の人やお友達や大家さんなど、家族以外で協力してくれる人に頼む方法もあります。ただし、大前提として良好な関係を作っておかなければなりません。良好な関係ができていなければ、断られる可能性も十分にあるからです。また、粗大ゴミなど運ぶだけでも苦労する、事故につながるような物の処分は頼まないほうがよいでしょう。

賃貸物件だった場合なら、大家さんに頼む方法もあります。もちろん関係性にもよりますし、断られる可能性も十分にあるでしょう。ただ、良好な関係を築いていたら対応してもらえるはずです。

しかし、大家さんに頼む場合、菓子折りだけで済む場合もあれば、金銭を求められる場合もあります。これは、大家さんの人柄しだいといえるでしょう。菓子折りなどのお礼については、大家さんに限らず、近所の人や友達にもあげてください。親しき仲にも礼儀ありという言葉を忘れないようにしましょう。

4-3.知り合いや友人など人にゆずる

当日に限りませんが、知り合いや友人にゆずることを考えてください。複数人に連絡すれば欲しいという人も見つかるかもしれません。ただ、不要品は人にとっても欲しいと思えない物が多いでしょう。それでも、まだ使用できる物なら、需要があるはずです。

インターネットでは、不要品の交換や、物をゆずることができる人とのマッチングサイトもあります。処分費用はかかりませんし、よいこともできるため一石二鳥でしょう。ただし、運べないほど大きな物なら、運搬業者などに依頼しなければならない場合もあります。

また、需要があるならオークションサイトなどを利用するのもおすすめです。リサイクルショップなどでは価値がないと判断されても、コレクターや中古でもかまわない人にとっては価値がある可能性もあります。

引っ越し日の数日前や、前日、家まで来てくれるというなら当日でもかまわないはずです。とにかく急いで処分をしたいというとき、このような方法も選択肢に入れてみてください。

4-4.業者に依頼する

一番簡単なのは、リサイクル・回収・引っ越し業者に依頼をすれば確実でしょう。お金はかかりますが、リサイクルショップへ持ち込みをするならともかく、基本的に自分で重い物を部屋や家から運び出す必要もありません。

買取をしてくれる業者なら、回収費用が安くなることも期待できます。引っ越し日がかなり近づいて自分でゴミを処分するのが難しいと感じるなら、素直に利用したほうがよいでしょう。

5.引っ越しのときのゴミ処分でよくある質問

引っ越しのゴミ処分においてよくある質問をご紹介します。同様に悩んでいることがあるなら参考にしてみてください。

Q.処理場へ自己搬入するとき注意したいことってある?
A.ゴミの種類で廃棄する場所が異なることも多いため注意してください。紙やビン類などの資源ゴミは、一般的な家庭ゴミを捨てる場所と違う場合があります。

たとえば、一般的な燃えるゴミなどは環境センターに持ち込み、資源ゴミなどは清掃工場という形です。また、環境センターは環境管理センターやクリーンセンターと呼ばれることもあります。清掃工場もクリーンセンターと呼ばれることもありますが、自治体によって異なり、ゴミ処理場やゴミ焼却施設、ゴミ処理施設や環境美化センターという名称もあるため注意してください。

Q.回収業者で格安料金の設定をしているところは注意したほうがよい?
A.一概にはいえません。格安料金を設定している業者の場合、聞くときちんと納得のできる理由を教えてくれるはずです。よくあるのは、リサイクル、リユース品として再販する、あるいは、資源だけを取るなどがあげられます。

また、日本国内では需要はないが外国では十分通用する不要品も少なくありません。外国への販路を持っている業者だと利益を出せるので、買取サービスや格安料金で設定されていることがあります。ただ、そのような業者ばかりではないので、相場よりはるかに低い料金設定の会社には注意してください。

Q.プラスチック製容器包装って名前を聞いたけど何?
A.プラスチック製容器包装は、商品を包むパッケージや容器や包装などのことです。一番簡単な見分け方は、プラマークが付いていることでしょう。対象の製品は容器包装リサイクル法によって表示を義務化されています。プラマークが付いている物はリサイクルしますから分別するようにしましょう。

Q.分別をするのも大変だけどコツはある?
A.普段から3つ程度ゴミ箱を用意すると分別しやすいです。燃えるゴミ、プラスチック製容器包装、その他の紙類などで3つに分けます。また、ビンや缶専用のゴミ箱を用意するのもよいでしょう。

ゴミ箱ではなく普段はレジ袋に捨てるという方法もあります。普段から分別に慣れていると、引っ越しのときでも迷いなくスムーズに作業ができるはずです。

Q.回収業者などを利用したいが時間は夜になってしまうけれど大丈夫?
A.回収業者によります。さまざまな事情で、夜しか空いた時間がない人でも対応してくれる業者はありますので、問い合わせのときに相談してみてください。ただし、夜間は料金が割り増しになる場合もあります。その点も、作業後に誤解が生じないよう問い合わせをしたときに質問してみてください。

まとめ

引っ越しをするとなれば、どうしてもゴミの処分と向き合わなければなりません。ただ、見方を変えれば断捨離のチャンスでもあります。引っ越しをチャンスと考えて、今まで使わなかった物も捨ててしまいましょう。

しかし、ゴミ処分の基本的な知識を知らなければ、スムーズに作業はできません。ゴミ毎ごとの種類や処分方法をきちんと理解していれば、いざというとき慌てることもなくなります。引っ越しのときは、ゴミのことを心配せず、ゆったりとした気分で新居へ向かってください。

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