遺品整理の悪徳業者について知りたい! その特徴や業者選びのコツは?

近年、遺品整理に悩む人が増えています。そのため、親の家を片づける方法をテーマにした本がベストセラーになり、遺品整理を行う業者も増えてきました。「遺品整理業者に依頼したおかげで、遺品整理がスムーズに行えた」という人がいる一方で、悪徳業者に依頼をしてしまい、お金が余計にかかっただけでなく嫌な思いをした、という人もいます。
そこで、今回は遺品整理業者の選び方や悪徳業者の特徴などを解説しましょう。

  1. 遺品整理の基礎知識
  2. 遺品整理の悪徳業者について
  3. 遺品整理業者の選び方
  4. トラブルになった場合の対処方法
  5. 遺品整理に関するよくある質問
  6. おわりに

この記事を読めば、遺品整理業者の選び方もよく分かります。遺品整理を業者に依頼したいと考えている人は、ぜひ読んでみてくださいね。

1.遺品整理の基礎知識

はじめに、遺品の定義や遺品整理を業者に依頼する理由などを解説します。遺品と遺産では何がちがうのでしょうか?

1-1.遺品とは何か

遺品とは、故人が愛用していた品や持ちものなど、遺産以外の総称です。服・家具や家電・趣味の品など、その種類はたくさんあります。30年ほど前までは遺品の数そのものが少なく、「形見分け」と称して遺品を家族や故人の友人が分けて終了というのが一般的でした。しかし、現在は遺品の数も増える反面引き取り手は少なくなり、遺品整理が難しくなっています。

1-2.遺品整理で悩みがちなこと

遺品整理を行う際、以下のようなことで悩む人が増えています。

  • 遺品の量が膨大で、整理しきれない
  • 故人が遺族と離れた場所に住んでおり、遺品整理をする時間が短い
  • 故人がゴミ屋敷や汚部屋を作ってしまい、個人ではどうにもできなくなってしまった
  • 故人が賃貸住宅に住んでおり、短期間で部屋を明け渡さなければならない

今は生前整理という言葉もでき、定年後などに自分の持ちものを整理する人も増えてきましたが、まだ十分とはいえません。

1-3.遺品整理業者とは何か?

遺品整理業者とは、文字どおり遺品の整理を行ってくれる業者です。専門の業者もあるほか、不用品回収業者が業務の一環として遺品整理を行っているところもあります。遺品整理は故人の遺品に敬意をもって接することが必要です。そのため、専門知識をもった人や、民間資格の「遺品整理士」の資格を持っている人が業務にあたっている業者も多いでしょう。また、遺族がのぞめば遺品の供養やお焚き上げなどもしてくれるところもあります。

1-4.遺品整理業者に依頼するメリット

遺品整理業者に依頼をすれば、大量の遺品を短時間で片付けることができます。また、ゴミ屋敷や汚部屋も片付けを行う業者もいるので、個人では手に負えない場合も利用すると便利です。さらに、仏壇や仏像などおいそれと捨てられないものや、故人が愛用していたものも供養してくれる業者もあり、遺族も心情的に気が楽になります。

2.遺品整理の悪徳業者について

この項では、悪徳業者の特徴やトラブル例などを紹介します。どのような特徴があるのでしょうか?

2-1.悪徳業者の特徴

遺品整理を請け負う業者の中には、残念ながら悪徳業者もいます。悪徳業者には、以下のような特徴があるので、覚えておきましょう。

  • 見積もりは安くても、片づけが終わった後で何かと理由をつけて追加請求をする
  • 遺品を回収するが、不法投棄をする
  • 遺品の中で、価値がありそうなものを不当に安い値段で引き取る

中でも、追加請求は片付けが終わってから請求するので、業者に言われるがまま払ってしまうケースも珍しくありません。

2-2.悪徳業者の割合

遺品整理業者全体の中で、悪徳業者は5%程度と言われています。遺品整理業は、まだ歴史が浅い業種です。そのため、相場などもしっかりと定まっていません。また、現在は遺品整理業者になるための特別な審査や資格などもないので、新規の事業者も参入しやすい状態です。ですから、需要の増加に伴い、悪徳業者も出てくるようになりました。

2-3.悪徳業者とのトラブル事例

悪徳業者とのトラブルの中で最も多いのが、支払いを巡るものです。前述したように、遺品整理を行う際は業者に見積もりを出してもらい、その金額を確認して契約をします。しかし、悪徳業者は見積もり自体がいいかげんで加算前提です。悪徳業者は見積もりの内訳をはっきりと説明しなかったり、契約を急がせたりします。特に、依頼者が高齢者だったり女性だったりした場合は、乱暴な言葉づかいで支払いを迫る業者もいるでしょう。このほか、依頼者から回収した遺品を山の中などに不法投棄していくこともあり、後で警察から連絡がきて驚いた、という事例もあります。

3.遺品整理業者の選び方

遺品整理業者を選ぶ際は、以下のようなことに注目しましょう。

  • 見積もりの内容:優良な業者は見積書が丁寧で、分かりやすい。説明も丁寧に行ってくれる
  • 業者の服装や言葉遣い:服装がだらしない、言葉遣いが乱暴な業者は依頼しないこと
  • 業者の連絡先:連絡先が携帯電話だけという業者は依頼しない方がよい
  • 業者の口コミ:悪徳業者は、インターネット上で情報が拡散されていることもある。口コミサイトなども参考にすること

また、遺品整理の実績が多い業者や、社員教育をしっかりとしているとホームページなどで明言している業者もおすすめです。

4.トラブルになった場合の対処方法

遺品整理業者との間でトラブルになったら、国民生活センターに相談しましょう。また、見積もりを作ってもらっただけでは、契約したことになりません。見積もりに納得いかなかった場合は、断っても問題ないのです。業者が大声や乱暴な態度で契約を迫る場合は、どう喝に当たるのですぐに警察に連絡しましょう。また、業者に見積もりを頼む際、業者が名刺を渡すこともあります。これはしっかりと取っておいてください。何かあったとき、業者の名前や連絡先を国民生活センターや警察に知らせる際に必要です。

5.遺品整理に関するよくある質問

Q.遺品整理にかかる費用の相場を知るには、どうしたらいいでしょうか?
A.遺品整理の料金は、家の広さや処分を依頼する品数によって異なります。ですから、複数の業者に見積もりを依頼して比較してみれば、おおよその相場が分かるでしょう。

Q.料金が安い業者の方が魅力的に見えます。
A.はい。その通りですが、極端に安い見積もりを出してくる業者は、後から別名目で料金を追加請求してくることもあります。ですから、見積もりに含まれている料金を、しっかりと説明してもらうことが大切です。

Q.遺品を売却することはできますか?
A.製造後5年以内の家電、ブランド家具・ホビーなどは値段がつくこともあるでしょう。専門のリサイクル業者に査定してもらうなどしてください。遺品整理業者の中にも買い取りを行っているところもあります。

Q.遺品整理業者が回収できないものはあるでしょうか?
A.ペットとして飼育していた生き物や、化学薬品・危険物・農薬などは回収してもらえません。また、故人が部屋で亡くなられて発見が遅れた場合、病原菌などが家具や衣類に繁殖している恐れがあります。家具や衣類は医療廃棄物を処理することができる業者でなければ、回収できないでしょう。

Q.悪徳業者に引っかかってしまった場合、料金の返還は認められますか?
A.ケースによって異なりますが、正式に契約を結んでしまった場合は難しいでしょう。

6.おわりに

いかがでしたか? 今回は遺品整理の悪徳業者についていろいろと解説しました。残念ですが、どんな業種にも悪徳業者は一定の割合で存在します。正式に契約すれば料金の返還は難しくなるため、特徴を把握しておき、依頼しないことが大切です。遺品整理は慌ただしい中で行うこともありますが、それでも業者選びは慎重に行いましょう。

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