引っ越しのプロもやっている大型家具の運び方! 誰にでもできる安全な方法

自力での引っ越し作業、あるいは不要になった大型家具の搬出などで困った経験はありませんか?

普通、自分より大きな家具を運ぶ…という状況は、滅多にないでしょう。いざ必要になった時、“どう運んだら良いのか分からない”と悩むのは仕方ないことだと思います。

家財を壊さず、身体を痛めず、大型家具を運搬するためには、どのような運び方が適切なのか確認してみましょう。

  1. 大型家具の運び方〜事前準備が一番大切!
  2. 大型家具の運び方〜運搬する際の注意点!
  3. 家具の種類別!安全な運び方をチェック

1.大型家具の運び方〜事前準備が一番大切!

大型家具を安全に運ぶなら、まずは事前の準備が大切です。見切り発車で何となく運んでしまうと、たいていは途中でトラブルが発生します。場合によっては、家具を壁にぶつけたり、落下させて壊したりする恐れもあるでしょう。

家具を運ぶ時には、どうすれば安全に運搬できるのか綿密な計画を立てることが必要なのです。

1-1.運搬ルートを調整する!

まずはメジャーで家具の大きさを計測しましょう。当然、横幅・高さ・奥行きをすべて測ってください。その上で、家具の運搬ルートを見定め、玄関・部屋の扉・窓枠といった搬出口のサイズを測ります。

家具・搬出口の大きさが分かれば、どのルートで運べばスムーズに運搬できるか予想できるはずです。家具の大きさギリギリでは、運搬している人の身体がうまく通過できませんから、くれぐれも余裕を持って検討してください。もっとも安全に運べるルートが分かったら、そのルートを採用しましょう。当然、ルート上の障害物はあらかじめ取り除いてください。

1-2.忘れてはいけない養生作業!

ルートが決まったら、養生をします。養生というのは、家具がぶつかった拍子に壁に傷がつかないよう保護することです。ダンボールを用意して、家具の運搬ルート上に位置する壁を覆ってください。

ダンボールを壁に貼りつける時には養生テープを用います。ガムテープ・ビニールテープは粘着力が強すぎて、剝がす時に壁紙を破損する恐れがあるからです。

1-3.毛布を用意しておく!

大型家具を運搬する場合、長時間にわたって持ち上げるのは困難…というケースが想定されます。そういう場合は毛布の上に載せて、毛布を引っ張る方法で簡単に運ぶことが可能。毛布は滑りが良いので、フローリング・コンクリートの上ならば、台車の代わりに使えるのです。

万一の転倒が怖いので、1人が引っ張っている間に、別の人が家具を押さえる…という部分だけは徹底してください。転倒さえ気をつければ、安全に、簡単に運ぶことができます。

大型家具を運ぶときは、事前の準備が大切なんですね。
はい。やみくもに運ぼうとしてはいけません。

2.大型家具の運び方〜運搬する際の注意点!

さて、それでは実際に運ぶ段階での注意点を確認してみましょう。準備がしっかりできていれば大丈夫とは思いますが、やはり運び方に気をつけないと事故の元になります。

2-1.階段を運ぶ際の注意点

大型家具の運搬でもっとも気を遣うのは階段です。階段では家具を傾けて一段ずつ丁寧に進んでください。階段の幅が十分なら、問題なく運搬できるはずです。ちなみに、2人で運ぶ場合は横倒しで運んだほうが楽だと思います。階段では下側の人に負担がかかりますから、力に自信のある人が下側を受け持ってください。

また、踊り場がある階段は、方向転換する必要があるので要注意。踊り場でいったん家具を立てて、方向転換が終わってから再度、傾けるか横倒しにして運んでいきます。

2-2.扉・玄関・エレベーターを通過する際の注意点

次に重要なのが、扉・玄関・エレベーターなど、扉部分を運搬する時の注意点です。一般的に、扉の高さは大型家具の高さに満たないので、垂直に立てたままでは通過できません。

こういう場合、家具の下に毛布・ダンボールを敷いてから、家具を大きく傾けて運びます。まずは上部だけを通して、それから毛布・ダンボールを引っ張って扉の向こうに滑らせてください。この方法なら、体力に自信のない人でも問題なく運搬可能です。

2-3.吊(つ)り上げ搬出は業者に任せる!

扉・階段の幅が狭いと、家具が通過できないことがあります。この場合、家具をロープで固定し、窓から吊(つ)り上げて搬入出する方法が一般的です。ただ、この場合には必ず専門業者に依頼するようにしてください。

吊(つ)り上げた家具が落下すると、下にいる人が非常に危険です。下敷きになった場合は高確率で死亡事故になるため、素人が実施できる範囲を超えています。吊(つ)り上げ搬入出の方法を紹介しているwebサイトもありますが、危険なので絶対にやめましょう。

マンションでの大型家具の運搬は特に注意が必要ですね。
はい。つり下げないと運搬できないときは業者に任せましょう。

3.家具の種類別!安全な運び方をチェック

ここまで、大型家具の一般的な運び方を解説してきましたが、実際には家具の種類によっておすすめの運び方は異なります。家具の種類ごとに、どうすれば安全に運べるのかを検討してみましょう。

3-1.食器棚の運び方

材質にもよるので一概には言えませんが、一般的な食器棚は大型家具としては軽い部類に入ります。中身の食器さえ出してしまえば、持ち上がらないほど重いものではありません。

食器棚を手前に傾けて、身体に預けるようにして持ち上げてみてください。恐らく、1人でも問題なく持ち上がるはずです。重心を後ろにして、下半身全体で支えるのがコツ。重心が後方になっていれば、腰を痛める心配はありません。

もし、1人で持ち上げるのが困難なほど重いようであれば、以下に記載しているタンスの運び方を採用してください。

3-2.タンスの運び方

大型の洋服ダンスはかなり重い家具と言えます。ただ、大型のタンスは2〜3分割できる構造になっていることが多いので、分割できるようなら、分割して1つずつ運べばOKです。

分割できない場合は1人で運べる重さではありませんから、2人以上で運ぶようにしてください。下に毛布・ダンボールを敷いて、滑らせるように移動させれば、何とか運べると思います。

3-3.ソファの運び方

ソファに関しては(小型のものを除いて)基本的に2人で運搬するようにしてください。もともと横長の形状なので、2人なら簡単に運べると思います。

どうしても1人で運ぶ必要があるなら、ソファを立てて、身体に預けるように傾けてみてください。重心を後方に置いたまま運べそうなら、1人でも運搬可能です。

かなり重量のある家具ですが、足の部分を除けば壁・扉などを傷つける心配がないので、運搬の難易度はそれほど高くありません。

大型家具も種類によって安全な運び出し方が異なるんですね。
はい。それぞれの特徴をよく知ったうえで運び出しましょう。

まとめ

以上、食器棚・タンス・ソファなど大型家具の運搬方法でした。

  1. 大型家具の運び方〜事前準備が一番大切!
  2. 大型家具の運び方〜運搬する際の注意点!
  3. 家具の種類別!安全な運び方をチェック

無理は禁物ですが、基本的にはほとんどの家具を1〜2人で運搬可能です。ただ、ごみとして廃棄する場合は、無理に運びだそうとせず、不用品回収業者に依頼したほうが安全・確実だと思います。

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