実家がゴミ屋敷になってしまったら? 親を説得する方法を教えます。

テレビや雑誌でたびたび話題になるゴミ屋敷。
あくまでもひとごとだと思っていませんか?
しかし、実家がゴミ屋敷になってしまい困っている、という方は増えているのです。
片付けようにも親が拒否している、というケースも少なくありません。
そこで、今回はゴミ屋敷を片付けるように説得する方法をご紹介しましょう。
ゴミ屋敷の住人は、決して特別な人ではありません。
誰もがゴミ屋敷の住人になってしまう可能性があります。
実家が知らない間にゴミ屋敷になっていたという方や、ゴミ屋敷の片付け方を知りたいという方は必見ですよ。

目次

  1. ゴミ屋敷って何?
  2. ゴミ屋敷の問題点とは?
  3. ゴミ屋敷を片付けるように説得する方法とは?
  4. 親と一緒に生前整理をしよう
  5. おわりに

1.ゴミ屋敷って何?

まず始めに、ゴミ屋敷の定義やゴミ屋敷を作ってしまう原因をご説明します。
本人がだらしがないからゴミ屋敷になった、と決めつけることはできません。

1-1.ゴミ屋敷の定義

ゴミ屋敷とは、屋内や敷地内がゴミであふれかえっている家のことです。
マンションなど集合住宅の一室の場合は、お部屋をもじって「汚部屋」と呼ばれることもあるでしょう。
ゴミ屋敷に集められているゴミは、自分たちが出したものだけの場合もありますし、わざわざゴミ捨て場からゴミを拾ってくる場合もあります。
単に散らかっている部屋とゴミ屋敷の違いは、日常生活が困難になるほどゴミがためこまれているということです。
中には水回りが機能しなくなり、住人がとても不潔な環境で暮らしているケースもあります。

1-2.ゴミ屋敷の住人とは?

ゴミ屋敷は特別にだらしがない人や性格などに問題がある人がなるもの、思っている方も多いでしょう。
確かに、テレビや雑誌などに登場するゴミ屋敷の住人は変わった人が多いです。
しかし、ゴミ屋敷は特別な人だけが作るものではありません。
「久々に実家に帰ったら、ゴミ屋敷になっていた」とおどろく人も、増えているのです。
しかも、以前はとても几帳面(きちょうめん)だった人がゴミ屋敷の住人になってしまうケースもあります。

1-3.家がゴミ屋敷になってしまう原因とは?

昔は普通だった人がゴミ屋敷の住人になってしまう原因は、大きく分けてふたつあります。
ひとつは加齢。
年をとるとゴミを捨てたり持ちものを整理したりするのが、おっくうになってきます。
また、現在は多くの自治体でゴミの分別が厳しくなり、ひとつのものを2種類~3種類のゴミに分別しなければならないことも珍しくないでしょう。
年をとるとゴミの分別も大変になり、ゴミが捨てられなくなる人も少なくないのです。
ふたつめは病気。
認知症になるとゴミ捨てが難しくなります。
また、うつ病になってもゴミが捨てられなくなるでしょう。
また、高齢者の男性は「家事は妻任せ」という人が珍しくありません。
ですから、妻に先立たれてしまうとゴミ捨てすらできなくなり、ゴミ屋敷の住人になる場合もあります。

2.ゴミ屋敷の問題点とは?

では、家がゴミ屋敷になるとどのような問題が起こるのでしょうか?
この項では、その一例をご紹介します。

2-1.近隣住民の迷惑になる

ゴミ屋敷ができるとその家だけでなく、近隣の環境も悪化します。
特に、害虫や害獣が発生すると近隣の住宅も被害にあうでしょう。
また、悪臭の問題も深刻になります。

2-2.不法投棄や放火されるかも

ゴミ屋敷ができると、わざわざゴミを不法投棄しにくる人もいます。
特に、処分にお金がかかるゴミが捨てられることが多いでしょう。
また、ゴミに放火される恐れもあります。
つまり、ゴミ屋敷ができると周辺の治安まで悪化させてしまうのです。

2-3.行政も対策に乗り出している

ゴミ屋敷に対する苦情が行政に寄せられても、今まで行政が強制的にゴミを処分することはできませんでした。
しかし、現在は多くの自治体で、ゴミ屋敷を強制的に片付けられる「ゴミ屋敷条例」が制定されています。
ただし、ゴミの処分費用は家の持ち主に請求されるので、「行政が無料でゴミ屋敷を片付けてくれるサービス」ではありません。

3.ゴミ屋敷を片付けるように説得する方法とは?

実家がゴミ屋敷になってしまった人の中には、片付け方を巡って両親とケンカになる人も少なくありません。
そこで、この項ではゴミ屋敷を片付けるように親を説得するコツをご紹介します。

3-1.頭ごなしに説教するのは逆効果

ゴミ屋敷の住人の中には、ゴミが捨てられないことを恥ずかしく思っている方も少なくありません。
また、「自分で片付けるから放っておいて」と頑(かたく)なになってしまう人もいます。
そんな親に子どもが「なぜ片付けなかったのだ」と頭ごなしに説教すると、親は反発するでしょう。
いくつになっても親は親です。
子どもに説教されたくないと思っているでしょう。
また、「ものを捨てる」ことに罪悪感を持つ人は、たとえゴミでも「捨てられない」「もったいない」と片付けを拒否することが多いのです。

3-2.見えにくい部分から片付けていく

かろうじて日常生活が送れるレベルのゴミ屋敷の場合は、親の目にとまりにくい部分からこっそり片付けていくという方法もあります。
また、「よいものなのであれもこれも下さい」とゴミをもらうふりをして、ゴミ収集場に持って行ってもよいでしょう。
親をだますようで心苦しいですが、きれいな部屋の方が親だって住みやすいのです。
部屋が片付くにつれて、一緒に片付けてくれる人も多いでしょう。

3-3.第三者をはさむ

親子は最も遠慮がいらない関係です。
だからこそ、冷静な話し合いが難しい場合もあるでしょう。
人によっては「子どものいうことなんて聞かない」とだだをこねることもあります。
話し合いが感情的になる場合は、第三者をはさみましょう。
不用品回収業者でもかまいませんし、自治体のケースワーカーでもよいのです。
家族以外の誰かにゴミ屋敷の片付けをするように求められると、素直にいうことを聞く人も多いでしょう。
親の態度が変わらないうちに、急いで片付けを開始してください。
また、思い出の品や大切なものは、写真に撮ったり電子化したりするなど、別の方法で残しておくことを提示すると、親も安心するでしょう。

4.親と一緒に生前整理をしよう

いったんゴミ屋敷を作ってしまうと、片付けにお金も時間もかかります。
そこで、親が年をとってきたら一緒に生前整理をしてみましょう。
持ちものが少なくなるだけで、管理がぐっと楽になります。
これも、親を頑(かたく)なにさせないように、大切なものは形を変えて残してあげるとよいでしょう。
収納スペースで長年眠っていたものから片付けをすると、親も捨てるふんぎりがつきやすいです。

5.おわりに

いかがでしたか?
今回は、ゴミ屋敷を片付ける説得の方法についてご説明しました。
まとめると

  • 頭ごなしに説教をすると逆効果。
  • 親の目が届かないところからこっそり片付け始める方法もある。
  • 第三者をはさむとスムーズに説得できる場合がある。
  • ゴミ屋敷の予防には生前整理が効果的。

ということです。
ゴミ屋敷を放置しておくと、家自体もいたんできます。
ですから、親に何といわれようとできるだけ早くゴミを片付けることも大切です。
親をどうしても説得できなかったら、子どもの判断で片付け始めてもかまいません。
家がきれいになったら、ころりと態度を変える親も多いのです。
また、自分たちだけで片付けようとせずに、業者に頼んだ方が短期間できれいになるでしょう。
無理をしないことも大切です。

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