雛人形の処分に困っている人必見! 気持ちよく手放せる方法教えます。


いろいろな事情で不用になった雛人形の処分にお困りではないですか?「人形には魂が宿る」といわれています。必要ないからといって、普通のゴミのように気軽にゴミ袋にポイッ!と入れるのは気が引けてしまうものですよね。そこで雛人形の上手な処分の方法をご紹介しましょう。

目次

  1. 雛人形を手放す方法について
  2. 雛人形はそのまま廃棄してもいいの?
  3. 雛人形を供養する方法について
  4. 雛人形の処分の時期は?
  5. まとめ

1. 雛人形を手放す方法について

平安時代は貴族の遊び道具であった雛人形は、江戸時代になってから「雛祭り」の儀式の道具として用いられるようになりました。

現代でも、子どもの健やかな成長を祈う「桃の節句」に雛人形を飾る習慣は定着しています。

雛人形は広い部屋に飾る8段飾りの豪華なものから、住宅事情を考慮したコンパクトなものまでさまざまな種類のバリエーションがあり、デザインも多様化しているようです。

しかしながら雛人形は人気がある反面、娘が嫁いでしまった、もう成人を過ぎたので飾るきっかけがない…などの事情で処分をしたいと考えている人も少なくありません。

雛人形はお祝いの飾りものだけに、燃えるゴミや粗大ゴミで処分をするのは気が引けてしまいます。

どのような方法で手放すのがよいのでしょうか?

雛人形の処分方法をご紹介しましょう。

1-1.親戚や友人などに譲る

一番手軽で実践しやすい方法です。

雛人形は本来なら「一人が一つ持つもの」とされ、譲渡は避けたほうがいいといわれていました。

しかし、現在ではそこにこだわらることなく譲り合うことも多くなっているようです。

親戚や友人、知人など親しい間柄の人なら、大切にしていた雛人形を気軽に譲ることができますよね。

本格的で高価な雛人形の場合、状態がよければ喜んで受け取ってもらえるでしょう。

1-2.ネットオークションで売却する

雛人形の場合、リサイクルショップでの買取はほとんど行われていないようです。

というのも雛人形は持ち主である女の子のお守りで、厄の身代わりとなる縁起物なので、リサイクルショップで他人のものを買いたいという需要がないからでしょう。

ネットオークションのほうが「中古でもいいから雛人形が欲しい!」と探している人を見つけやすいようです。

また雛人形は海外ではインテリア小物として人気があるので、ネットオークションに出品すれば欲しがっている人の目に留る可能性は高いでしょう。

出品の時は、雛人形を飾った全体像、人形一体ずつ、顔や着物のアップなど、鮮明で解像度の高い写真を多く添え、わかりやすく状態を説明した文章を添えたほうが買い手がつきやすくなります。

1-3.寄付をする

人形のみならず、お飾りの道具も一式揃っていて傷みも少ないのに引き取り手がいないという場合、寄付をする方法もあります。

例えば、老人施設や児童養護施設、保育園などで雛人形を必要としているところは少なくないようです。

とりあえずは家の近くの施設に問い合わせをしてはいかがでしょうか。

また寄付する場合、ほこりや汚れはできるだけ掃除をしてから、運搬途中に破損しないようにていねいに緩衝材にくるんで送るようにしましょう。

1-4.不用品回収業者に依頼する

古くてボロボロなので譲る相手が見つからないし寄付をするのもはばかられるという雛人形の場合、思い切って不用品回収業者に処分を依頼するという方法もあります。

雛人形だけではなくいろいろな不用品が家にたまっている場合、引っ越しを期に一気に不用品を処分したいけれどリサイクルショップに出向く時間がない場合などに便利でしょう。

不用品のなかに売れそうなものがある場合は、買取と回収を同時に行っている業者に依頼するのがおすすめです。

2.雛人形はそのまま廃棄してもいいの?

さまざまなお道具が付いた立派な8段飾りから、お雛様とお内裏様だけのコンパクトなものまでいろいろな種類やサイズがある雛人形は、不用になった場合収納や処分に困るものです。

誰も譲る人はいないし、ネットオークションなどで売却するのも手間がかかって面倒だし、捨ててしまおうかな…と悩んでいる人も少なくないでしょう。

しかしながら普通の家電や家具、雑貨などとは異なり、雛人形は気軽にゴミ袋の中にポイッと入れて行政のゴミ回収日に出しにくいものです。

もともと人形やぬいぐるみなど、人間や動物の形をしたものを愛玩していると魂が宿るといわれています。

特に雛人形は「人の形をしたお守り」の意味があり、持ち主である女の子に及ぶ災いを身代わりに受けてくれるものなので、神社のお守り同様無造作にゴミとして処分するのは考えものです。

雛人形を飾る台や道具などは自治体のゴミに出したとしても、お内裏様、お雛様、三人官女に右大臣、左大臣などの「人形」はゴミとして廃棄するのではなくきちんと供養して処分しましょう。

3.雛人形を供養する方法について

雛人形を供養するにはどのような方法があるのでしょうか?

3-1.神社やお寺で供養してもらう

古くから人の形をしたものは、神霊が依り憑く「形代(かたしろ)」とされているので、雛人形は流し雛のように水に流して処分するのがいいといわれています。

しかしながら現代では物理的に不可能なので、神社に奉納したりお寺で供養をして貰うのが一般的です。

自宅の近くに神社やお寺があったら、雛人形の供養をしているか問い合わせをしてみましょう。

最近では郵送で受け付けてくれる社寺もあるようです。

費用に関してはまちまちですが、3,000円〜5,000円ほどと考えておけばよいでしょう。

3-2.人形供養代行サービスで供養してもらう

一般社団法人「日本人形協会」が日本郵政と提携し、「ゆうパック」による人形感謝(供養)代行サービスを行っているのはご存じですか?

電話やインターネットで申し込むと「お人形差出キット」(ひとがた・お人形送り専用ラベル・手続説明書・代金振込票)を送ってくれます。

自分で供養して欲しい人形を梱包すれば、後は郵便局が集荷してくれるので便利でしょう。

人形は毎年10月頃に行われる「東京大神宮人形感謝祭」で供養してもらえます。

料金は1箱5,000円で、受け付けているのは「人形のみ」なので注意してください。

※一般社団法人「日本人形協会」http://www.ningyo-kyokai.or.jp/

3-3.ビッグひな祭りで供養してもらう

徳島県勝浦群勝浦町では毎年2月〜3月にかけて、日本全国から寄せられた雛人形を巨大なピラミッド状のひな壇に飾って供養する「ビッグひな祭り」を開催しています。送る時には供養料として5,000円が必要です。

また、千葉県の勝浦市でも「かつうらビッグひな祭り」を、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町でも「南紀勝浦ひなめぐり」という同様の雛人形供養イベントを行っているので、そちらで供養してもらうのもよいでしょう。

4.雛人形の処分の時期は?

雛人形を処分するのに最適な時期はあるのでしょうか?

神社やお寺で行われる人形供養を利用したい時は、それぞれの社寺の日程を調べて事前に届くようにしてください。

ビッグひな祭りなどの場合も、各お祭りごとに人形の受付時期が決まっているので(受付時期を過ぎた場合は翌年の供養)、間に合うように送ったほうがよいでしょう。

また親戚や知人、友人に譲る場合やネットオークションに出品する場合は、前の年の12月〜1月頃には引き取り手や買い手を探すほうがおすすめです。

5. まとめ

いかがでしたか?

  1. 雛人形を手放す方法について
  2. 雛人形はそのまま廃棄してもいいの?
  3. 雛人形を供養する方法について
  4. 雛人形の処分の時期は?

通常の日用品や雑貨、家電などと異なり、気軽に自治体のゴミに出すのは気がひけてしまうのが人形やぬいぐるみなどでしょう。

特に雛人形の場合は女児が誕生した年に購入し、「この子が末永く健康で幸多かれ」と願いをかけて飾るものなので、特別な存在です。

大人になったので飾らない、お嫁に行くからもういらないと、捨ててしまうのは申し訳ないという気持ちになる人がほとんどでしょう。

多少手間はかかりますが、雛人形は「さよなら」ではなく「今までありがとう」という気持を込めて供養してもらうのが一番です。

もちろん次に使ってくれる人や施設があれば譲るのもいいでしょう。

しかしながら、もし供養に出すにしては人形の点数が多過ぎる、生前縁の薄かった親戚の遺品なので引き取り手を探すのが難しいなどの場合は、不用品買取・回収業者に依頼するのもひとつの選択肢です。

雛人形は気持ちよく手放すようにしてくださいね。